青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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学校に行けるということ

 いつもカジャをご馳走になる、ミス(女の先生)のお母さんの家に住んでいる女の子、初めて会った頃はてっきりミスの親戚か、近くに嫁いで来た人だだとばかり思っていたのですが、聞くとこの家に住んで学校に通わせてもらっているのだとか。

 両親の住む家までは歩いて3時間以上かかる上、学校に通わせてもらえてなかったらしく、ここに来て初めて学校に通い始めたのだそうです。17歳で今6年生なのですが、ネパールの教科書は低学年のうちから、結構難しい内容が盛りだくさんに詰め込まれているので、ある程度、理解力がついた年齢になっててから入学したのは幸せだったかもしれません。「何の教科が好き?」と尋ねると「全部好き」と満面の笑顔で答えてくれます。

 そしてこの女の子、本当によく家の仕事をしています。洗濯している姿や、籠をかついで畑に向かう姿もよく見かけますし、一緒に何かを食べた時は、誰に言われなくても、すっと全員のお皿をひいて洗い始めます。もちろん家の仕事をする条件でこの家に住んでいるのかもしれませんが、我が身を振り返っても、こんなに家事をしてはいなかったと、ただただ恥ずかしくなります。

 子どもの時から、たった一人で他の人の家で生活をしながら学校に通う・・・ 日本の義務教育は、保護者側の義務ですから、子どもに学校に行けるありがたみを感じて欲しいというのは無理かもしれませんが、世界の現状を少しでも知ってほしいなと感じずにはいられません。
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by yuka151a | 2011-12-03 21:41 | 学校・子ども