青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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キャラバン終了!

 カトマンズ・タンコット・ガジュリ・マレック・ナガルコットと5つの学校を回って授業をしてきました。日本語の挨拶・じゃんけん・分数の概念・授業の合間のリフレッシュ・分数のゲーム・日本語の復習という内容です。

 ネパールでは計画停電が実施されていますし、各学校にプロジェクターやパソコンがあるわけではないのですが、視覚に訴える教材がもたらす効果を示すために、日本語の挨拶を指導する場面では、あえて機器を使用してみました。もちろん停電時間に重なってしまった学校もあって、そんな時は絵カードです。広島の英語カードのようです(^^)
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 じゃんけんは、子ども達、あっという間に覚えていました。ちなみにネパール語で、石はドゥンガ、紙はカガズ、はさみはカンイチと言います。
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 算数の授業部分については、機器は使わず、手作りの教材を活用しました。見ている先生に「自分もできるな」と思ってもらいたかったからです。子ども達はといえば、私達が予想していなかった反応を示すこともあり、ネパール語の語彙がないのが本当に歯がゆいばかりです・・・ でも、図で示すことで多くの子が理解しているようでした。
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 リフレッシュを入れたのも理由があってのことです。私の行っているガジュリの学校もそうですが、ネパールでは1時間目と2時間目の間に休憩をとっていない学校が結構あるのです。時間の区切りもはっきりしない時もあり、なんとなぁく2時間目の教科になったり、子ども達がバラバラに「トイレに行っていいですか」と出入りするので、先生の説明が始められないし、子ども集中して聞くことができないと悪循環です。
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 だから「5分の間にトイレに行っておいで」と一斉に行かせ、みんなで楽しいことをして気分をリフレッシュさせることで、次の授業へ集中できることを示したかったのです。子どもが騒がしくなったのを怒るのではなく、静かに落ち着かせる方法も紹介できたのではないかと思います。

 分数のゲームは、一人ひとりが操作を通して分数の大きさを感じることができたようでした。最終的には、帯分数に置き換えることもねらっていたのですが、ちょっと欲張りすぎていたかもしれません(^^; スモールステップが大切ですね。
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 最後に日本語の復習を入れたのも、意図があってのこと。1度指導したら終わりなのではなく、どんな学習も繰り返し練習してこそ身についていくということを示そうということを先生方に伝えたいと思ってのことでした。

 たった1回の授業ですから、大きなことは望めないのですが、アンケートに書かれた先生方の感想を読むと、私達が伝えたかったことが少なからず伝わっているようでしたし、また機会があったら参加したいとの声もあり、達成感を感じました。

 最後の巡回地、ナガルコットから茜色に染まる山の頂が見えました。このすがすがしい気持ちを忘れずに、これからの活動を続けていこうと思います。
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by yuka151a | 2011-12-16 20:53 | JOCV