青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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かけ算

 4年生の算数に行くと、サール(男の先生)が私の近くに来られて「この間みたいに、今日のところを子どもに教えられますか?」と突然言われました。この先生は、この間のキャラバンの授業をずっと見ていてくださった方で、アンケートにも「教材を使っているのが良かった」と書いてくださっていました。

 とはいえ、わり算の筆算の仕方を練習させているところで、いきなり教材と言われても・・・ でも、せっかく声をかけていただいたのに「できない」とは言いたくなかったので、わり算が等しく分けなければいけないということを再確認させ、筆算でわられる数を一桁ずつ見ていく方法を順を追って説明しました。ただ、九九が完璧でない子が多いクラスなので、わり算はしんどいようでした。低学年の算数が後にどれだけ響くか、目の当たりにさせられます。

 2年生の算数では昨日に続き「かけ算」です。ここでもサールが「教えてみますか?」といきなり振られました(^^; 私は日本で他の先生から「いきなり振るよね」といつも言われていましたが、ネパールの先生達、私以上です。何の脈略も無く振ってきます(^^;

 2年生の先生は「九九を言わせる前に絵を描いて説明したら、子どもが早く理解できる」とおっしゃっている方でとても共感できます。「今から教えてみますか?」とここでも声をかけていただいたので、「4の段」を車のタイヤで数える授業をしました。なぜ車にしたか・・・ 私の描く車の絵ではタイヤは2つしか見えません。でも、車に4つタイヤがあることは子ども達が理解しています。計算の意図がわかるなら、絵に見えなくても数えられるのでは・・・と思い、あえて車にしてみたのです。

 日本でも教えていたように車1台で4×1、車2台で4×2・・・・ 縦に並べて描いていくと、階段状に並びます。日本の子どもだったら、車が1台増えるごとにタイヤ(積)が4ずつ増えていくと気づくのですが、たし算の暗算が厳しい子達ですから、残念ながらその発想はないようでした。でも、1234、5678・・・ と絵を指差しながら数えていました。かけられる数ずつ答えが増えることに気づけば、九九も覚え易いのでしょうが、今はそこまで望めそうにありません。とりあえず、かけ算の立式の仕組を理解させて授業を終わりました、

 サールは「7時間目も時間をあげるから、続きを教えて」と言ってくださり、0をかけた場合の計算も教えてみました。これはネパールの子も感覚的にわかったのか、かける数でもかけられる数でも0があったら答えが0になるのを楽しんでいるようでした。まぁ「ゼロ!」「ゼロ!」って言うのを楽しんでいるだけの子もいましたが(^^;

 7時間目は子どもたちはケル(体育的な時間だけど実質遊んでるだけ(^^; )ができると思っていたので、数名の子が時々ふざけて授業を邪魔してきたのですが、「だったら外に行きなさい」と言うと、それは嫌らしく席に座る・・・でもすぐふざける。ちょっと試しに、いや見せしめに(?)一人を外に連れ出してみたら、全員おとなしく座ってしまいました(^^; ネパールでは優しい先生で通りそうと思っていたのですが、やはり無理のようです(^^;
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by yuka151a | 2011-12-27 22:15 | 算数