青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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時計の学習

 ネパールでは土曜日が休日なのですが、今日は突然出勤日となりました。なんでも明日の日曜日、ネパール中の先生がカトマンズに集まる会があるらしく(説明を聞くと、メーデーみたいな感じがしました)、学校で教えないで来てはいけないとの通達があったので、急遽、日曜の授業を土曜に振替えることになったのだそうです。

 私たちも木曜に聞いたばかりだったのですが、児童への連絡はなんと昨日。それも先生宛ての通達文を子どもに読んで聞かせて「だから土曜は学校で、日曜が休日だよ」と口頭で伝えるだけなのです。手紙が配られるわけでもない上に、前日の連絡・・・ 何人の子が登校してくるんだろうと心配したのですが、まったくの杞憂(^^; 数人の欠席はあるものの、ほぼ全員揃っていました。ネパールの人達は前もっての計画をする習慣がないものの、突然の変更には柔軟に対応できるおおらかさがあります。

 2年生は昨日に引き続き、お金の学習。私たちが普段使っているのは「NRs:ネパールルピー」なのですが、その下に「Paisa:ポイサ」と呼ばれる通貨があるのだそうです。

 1NRs=100Paisa だそうで、今日はその換算の学習。とは言うものの、かけ算九九を覚えていない2年生に「3NRs=3×100=300Paisa」という式は無理だと思いませんか。2年生の算数の先生もきっと、無理だとは思いながらも、教科書通りに教えておられるのでしょう。

 もう、こうなったら勘で覚えさせるしかありません。1×100=100、2×100=200、3×100=300・・・と並べて書いて尋ねていったら、ピンと来る子が徐々に増えてきました。かけ算の理屈はわかっていないのでしょうが(^^; PaisaからNRsへの換算も前後の流れで、なんとなぁくできるようになった子ども達でした。でもこのPaisa、私は一度も見たことはありません。どれぐらい流通しているものなのでしょう。

 3年生の教室へは、キャンパスから来ている実習生と一緒に行きました。ここでは、実習生に対する指導は特にありません。実習生が担当する時間の先生は、空き時間になるだけです。昨日の時計の学習は、どうにもならなかったので、今日はまた1からやり直し。ホワイトボードに時計盤の数字と短針だけを黒ペン書いて「何時」を言う練習を繰り返した後、今度は赤ペンで長針と分を表す数字だけにして「何分」の練習をしました。3年生はかけ算の5の段を覚えている子が多いので、そことも関連させながら一人ずつに言わせたり、全員で言わせたり、5の段を唱えさせたり・・・

 初めのうちは、やはり時計盤の数字を見て「1時15分」を「1時3分」と読む子が続出だったのですが、何度も繰り返したのと、黒・赤で色分けして書いたのが功を奏したようでした。次第に正しく読める子が増えてきたところで、子どもたちへ時計シートを配ります。この時計シート、先日、先輩隊員さんに譲ってもらったものなのですが、ラミネートしてあるので、水性マジックを使うと何度でも書き直すことができます。

 正しく読めるようになったものの、自分で書かせてみると針の長短の区別をつけていなかったり、針が中心から出ていなかったりする図を書く子がたくさん。でも、自分の手で操作するのは楽しいらしく、すっかり夢中になって勉強する子ども達でした。

 実習生はネパール語が専門らしいのですが、私の補助をしてくれて、とても助かりました。教材の使い方とか、授業の進め方とか、少しでも参考にしてもらえるように、しっかり準備しなくてはいけないなと思いました。ネパールの先生方に日本の指導法を伝えるのが私の仕事ですが、将来先生になろうと考えている学生達に伝えていくことも一つの方法だなと考える今日この頃です。

 実習生と言えば・・・時計を指導する時に「メモリ」というネパール語を知りたかったので、先生達に尋ねたところ、懇切丁寧に教えられてしまいました。何をって・・・・ 時計の読み方を(--; 

 何度「それは知っている」と言っても、「スンヌスナ(聞きなさいな)」って説明が続く・・・まだまだ私は実習生のように思われてしまっているようです。
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by yuka151a | 2012-02-25 21:35 | 算数