青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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タリム(研修会)終了!

 隣村マレックでの5日間のタリムが終わりました。
 
 考えてみると、ネパール人が講師を務めるタリム(研修会)へは初参加でした。「えっ、今更こんなことを研修する必要があるって一体・・・」と我が目を疑いましたし、「日本ではこんなふうにタリムしてないでしょ」と、したり顔で言われて、少々腹立たしささえ覚えることもあり・・・ 

 でも、ネパールの先生がグラフ・分数・図形に馴染みがないことを、改めて感じました。それはつまり、教科書でしか教えられてなくて、自分で操作する活動がなかったことを物語っていると思います。これから先の子を育てるために、私たちは先生達にも指導していかなければいけません。
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 私は先輩隊員さんの計画されていた、数の概念・位取り・かけ算の意味のタリムをしました。内容としては決して難しいことではないのだけど、小学校に入ったばかりの子にとっては、ネパール人が漢字を習うようなものだと話すと、すごく納得してくださいました。だから、何度も何度も繰り返すこと、子どもが分かったと言っても、スモールステップで進んでいくことを話したところ、みなさんとても真剣に聞いてくださいました。ネパール語に詰まったら、助け舟も出してくださって、感謝です!
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 と、いい気持ちでタリムが終われると思っていたら、机に並べた私の教材を一つ取って、自分のファイルにしまったサールがいたのです。それも私の目の前で!慌てて問いただすと「家に帰って作りたいから、チャヒンチャ(必要なんだ)」と堂々と言ってのける(--; いやいや私もチャヒンチャなわけで・・・ 何度か押し問答して、やっと返してもらいました。

 ネパールの教室では、消しゴムや鉛筆削りを貸したり、借りたりし合うのは当然、困っている人、持っていない人には貸す・あげるというのが、人として当たり前の行為だと教えられています。だから、同じ教材を複数持っているなら・・・と思われたのかもしれませんが、どうしても私は納得できません。とは言え、ミスやサールが口々に「日本に帰ったミス(先輩隊員さん)は山の上の私の学校にも来てくれた。あなたはいつ来てくれる?」と言ってくださるのを聞くと、こんなことではぶててはいられないなぁと反省です。

 さて、タリムの最終日はなんと朝7時開始!! 6時半にはバスに乗らなくてはいけなかったので、5時起き!! タリムが終わったら、山の上の村まで数時間かけて歩いて帰る先生の為らしいのですが、早起きのネパール人は7時なんて、早朝ではないようです(^^;
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by yuka151a | 2012-04-07 20:03 | 算数