青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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性教育&地震教育

 他の郡で活動する先輩隊員さんが、ガジュリの学校で8・9年生を対象に、性教育の授業をしてくださいました。ネパールでは就学年齢が個々で違うため、同じ学年に異年齢の生徒がいます。尋ねると、下は11歳、上は19歳とかなり差があったのですが、月経の話や、おなかの中でどんなふうに赤ちゃんが育つかという話を、少々照れながらも真剣に聞いている生徒達でした。

 ネパールでは月経を不潔なものと考える風習があり、地域によっては、初潮を迎えた子を3日間、牛小屋などに閉じ込めて誰にも会わせないというところや、月経中に牛乳やヨーグルトを食べたs
ら悪魔が来ると言う迷信が伝わる地域もあるのだそうです。私の住む村でも、月経のある時は炊事場に立ってはいけないという風習を守っている家庭があり、その家の女性が全員月経になったら、他の家から手伝いの人を呼ぶほどです。

 先輩隊員さん、そこは頭から否定するのではなく「身体を大事にしなくてはいけないから、家事を他の人に任せて、身体を休めなさいってことなんだよね」と上手に話をされていました。

 受精については理科の授業でも学習しているので、ある程度の知識はあるようでしたが、排卵日・妊娠しやすい時期という話は初耳だったかもしれません。ところが、授業に同席してくださったミス(女性の先生)、「この日に男女が一緒に・・・」と説明を始めると「結婚していない男女が一緒にいる必要はない!」と勢いよく授業に割り込んでこられました(^^;

 ミスだけでなく、村の生徒達の中には「恋愛結婚」という言葉を口にするだけでキャッキャと恥ずかしがる子がいるほどで、性に対しては保守的な地域です。ただ、正しい知識がないまま結婚したり、妊娠・出産したりの子もいるでしょうし、まだまだ男尊女卑の社会の仕組みを感じるネパールですので、月経は決して不潔なものではないと指導することも、大切なことだと思います。

 午後は突然、地震のことについて指導したいという団体が、学校にやってきました。校庭に全校児童を集めて、劇での指導。
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 ネパールの子ども達、劇や踊りを見るのが大好きなので、楽しそうに見ていましたが、「地震だ!」と演じる人が大慌てするのを見て、ゲラゲラ笑うばかり・・・ 去年の9月に大きな地震があったものの、地震の体験がほとんど無いので緊迫感を感じていないようです。ネパールも何十年かに一度、大きな地震が起こる地域だと聞いています。備えあれば・・・ですから、今日の指導を頭の隅にでもとめておいてくれたらなぁと感じました。
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by yuka151a | 2012-05-03 19:07 | 学校・子ども