青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

敗北・・・(^^;

 数日前から続いていたミス(女性の先生)との論争に敗北してしまいました。ミスの言い分ももっともなのですが、私には私の思いもあり、いつになく反論してきた私ですが、ついにミスの上手な論述に誘導され「NO」とは言えない日本人になってしまいました。

 ・・・って、何についての論争かと言いますと「高野豆腐」(^^;

 先月、母が送ってくれた高野豆腐を調理してミスに食べてもらったところ、「ネパール人の口には合わない。でも、ネパールの味付けにしたら美味しいから、私が調理して食べさせてあげる。」と言われたのが事の発端。ネパールにも「マショウラ」という大豆から作る乾燥させた食材があり、タルカリ(野菜)と一緒に調理することがあります。村では手に入らないけど、カトマンズなどでは豆腐も売られているので、ミス達は高野豆腐のことを「スケコ豆腐(乾燥した豆腐)」と呼び、いたく気に入ったようだったのです。

 ミスの料理は確かに美味しいのですが、私としてはせっかくの高野豆腐は日本の味付けで食べたいわけでして、ネパールの味付けにするのならマショウラを使えばいいのに・・・と思うのですが、ミスと話していて「スケコ豆腐はまだある?」と暗に高野豆腐を要求しているような会話になることがしばしばあり・・・

 お世話になっているミスですが、高野豆腐も山ほどあるわけではないので「私は日本の味付けで食べたい」とやんわり断り続けていました。でも「今夜はうちで一緒にご飯を食べよう。ロティーとタルカリを作るよ。だからスケコ豆腐を持ってきて。私の提案は気に入らない?」とまで言われてしまい、降参したのでありました(^^; 

 ガジュリの村は外国人が出入りする地域ではないので、いい意味で援助慣れしておらず、配属先からも物やお金を要求されることはありません。でも最近、ミスや近所の人と話をしていると「ギフト」という言葉が時々出てきます。日本から自分達に何か送られてくることを期待しているようなのですが、あからさまに言われると渡したくなくなってしまうのは、私の心が狭いのでしょうか。そして、ご近所さんがみんな知り合いのような小さな村では、一部の人だけに渡すことは難しいわけでして・・・まぁ、良い方に考えると、思っていることを素直に言葉にする正直な人達とも言えるかもしれません。

 ミス達が、あまり着なくなった服を、貧しい人に譲ってあげているところを、何度か見かけたことがあります。畑で取れた野菜も近所の人や私にも分けてくださいます。村の生活は、みんなで助け合う、お互い持ちつ持たれつ・・・という気持ちが至るところで感じられます。私も日本には持って帰れない荷物を、使ってくれる人に渡して帰ろうとは思っているのですが、誰に何を置いて帰ったらよいものか・・・ 
[PR]
by yuka151a | 2012-05-24 22:03 | 文化・生活・食べ物