青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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就学年齢

 ネパールの小学校は5歳から入学できます。「5歳で」と言わないのは、家庭の事情で5歳より大きくなってから就学する子もいるということです。そして、「5歳から」と言われても、これまた家庭の事情で5歳に満たない子が学校に来ていたりします。

 地域によっては、日本の幼稚園にあたる年齢の子どもを対象にした、ナーサリー・LKG・UKGといクラスが設置されている学校もあるのですが、私の配属校にはそれらがないので、驚くほど小さな子が1年生の教室に座っています。家庭の事情というのは、「お姉ちゃんが学校に行くから一緒に」「家にいたら仕事の邪魔になるから」なんて感じの事情です(^^;
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 ネパールの1年生の算数の教科書は、日本の1年生とそう変わらない内容から、かけ算・わり算・分数まで載っています。先生の指導法うんぬん以前に、書かれていることが理解できる状態ではないのです。あまりに小さければ、間違いなく来年度も1年生になるでしょうが、そこそこだったら、1年生の学習を理解できていないまま、2年生に進級することになります。

 今の2年生も、そんな状態で上がってきた子が多く、10までの数字がまだあやふやな子もいれば、10以上の数の仕組み(10と3で13、20より30が大きい など)が理解できていない子がほとんどなのに、3桁の数を学習をする羽目になっています。もちろんわかるはずもなく・・・

 校長先生と何度も話をした結果、今年度は2年生と3年生に、前学年までの算数を復習する時間を設けてもらうことになりました。これは今年度に限った問題ではないので、来年度以降も時間割に組むことと、その時間を担当する先生を、これからもう考えておくことも話したのですが、先を見通しての活動は苦手なようです。とりあえず、引き継いでいけそうな先生を推薦はしたのですが・・・

 今日は、3年生に、準備していたマス目ノートを使わせてみました。日本では当たり前に使っているマス目ノートですが、こちらではあまり馴染みがありません。算数も罫線の用紙を使っているので、位取りという意識がまったくありません。復習をしている段階なので、まだまだ筆算にいける状態ではありませんが、まずはマス目ノートに慣れさせていこうと思い、持っていったところ、普段ノートを買えない家庭の子が多いので、ノートが使えるということに興奮したようです。

 私自身、残された任期と子どもの現状を照らし合わせると、少々焦る気持ちもあるのですが、スモールステップで、自信を持たせながら復習していけたらと思います。
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by yuka151a | 2012-06-11 11:44 | 学校・子ども