青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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学校の先生

 以前は持ち帰ってしていた授業の準備、教材を作ったり、ノートに宿題を書いたりという作業を、最近は職員室でするようにしています。空き時間を利用したら、それだけ準備ができるということを先生方にわかってもらいたいという思いもあってのことなのですが・・・

「計算は、何度も繰り返して練習するのが大切です」
「授業中に問題を書いていたら、子どもは長い間、待たなくてはいけない」
という私の話に、大きくうなずいてくださる方もいらっしゃるのですが、多くの方は私がしていることを、物珍しそうに見ておられます。もともと教科を問わず、教科書に書かれていることを読むだけの授業が多いので、先生方が何かを作られるということはありません。宿題も教科書を写すだけだったり、教科書に載っている問題をさせるだけだったりするので、準備することもないようです。

 日本の物ではなく、こちらで手に入る材料を使って作っている教材を示しても、「これはネパールの物だけど、日本(JICA)からもらったお金で買った物だ」と言われる始末。

日本でも、空き時間や放課後を使って授業の準備をしている話をすると「日本は20万ぐらい給料があるんでしょ。自分達は1万ちょっとだ。私達は給料が少ないから、日本みたいには働けない。」と、すぐにお金の話。

 この、あまりに責任のない発言には、さすがに怒り爆発。「日本の20万とネパールの20万は違う。お金を稼ぐことだけを考えるのなら、学校を辞めて別の仕事を探せばいい」 つたないネパール語では、そう伝えるのがやっとであることを悔しく思う気持ちと、ネパール語が流暢であったら、取り返しのつかないほどの暴言を吐いてしまったのではないかと恐ろしくなる気持ちが交錯します。

 毎日「ミス、ナマステ」と声をかけてくれる子ども達、「今日は僕達のクラスで教えてくれるの?」と尋ねてくれる2年生の男の子、「私の名前、覚えてくれてる?」と声をかけてくれる10年生の女生徒達、「私が荷物持つ!」と競うように私の荷物を教室まで運んでくれる3年生の子ども達。

 先生達への指導も派遣の要請内容ではあるのですが、ここの先生達の意識を変えることにエネルギーを費やすより、残り半年の任期ではあるけれど、子ども達への指導に力を注ぎたいと思ってしまう今日この頃です。
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by yuka151a | 2012-08-24 20:32 | 学校・子ども