青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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巡回指導 3校目

 今日から3日間連続で巡回指導。JICAの所長さん、教育担当の職員さんの言葉添えのお陰で、やっとやっとカウンターパート(私の仕事のマネージメントをサポートしてくれる役職)が巡回先の学校にコンタクトを取ってくれたのですが「一緒に行く」という約束は、やはり反故にされました(--;

 八割方そうなるだろうとは思っていたので、バザールに住んでおられる、その学校の先生の家を訪ねていったのですが、なんとその先生もその日は学校に行かないと、孫と思われる子どもを抱いて家の前でくつろいでおられます(--; 何故と聞く気力もなく、さっさとその場を後にして歩き始めるたところ、近所の人達が慌てて私を引き留め、その学校に通う子どもを探してきてくれました。1人では・・・と心配してくださったのです。ネパールのみなさんは、こんな風に初対面にも関わらず、困っている人のことを本当に親身になって考えてくださいます。
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 ここは5年生までの校舎で、6・7年生の校舎は少し離れたところにありました。なんと2年生の教室は屋根だけの教室。雨が降る日も、寒さに凍える日も、ここで授業をしているのだそうです。
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 その2年生の算数の担当は、なんと「今日は学校に行かない」と言ったサール(男の先生)。私が学校に行ってすぐに言われた言葉「今日はサールがお休みなので、あなたが授業をしてください」(--; この言葉が出てくる学校・先生は、ボランティアの存在を自分達の仕事軽減要員としか考えておられない場合がほとんどです。子ども達に「今日はディディが教えてくれるよ」と紹介するあたりからも、残念ながら学校の姿勢が自ずと見えてきます。ディディってお姉さんってことですから。

 2年生は黒板に書いた文章をただただ試写する時間を過ごしていました。授業をする気はなかったのですが、子ども達がどれくらい理解しているかチェックするために数問、たし算の問題を出してみたところ、やはり繰り上がりが理解できていませんでした。私の配属校と同じく、10になったら十の位にいくという十進法の概念が十分に指導されていないことが原因だと思われます。ブロックの絵を描いたり、具体物の数を数えたりするうちに数名はピンときたようですが、1時間でどうにかなる問題ではなさそうでした。

 午後からは3年生以上に算数を教えているミスの授業を参観することになりました。
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 このミスは去年、私の配属校の12年生を卒業した先生です。教育実習の時も一生懸命教材を作っていたので、期待しながら授業に向かったのですが・・・ 悪くはない、でも良くもないといった状態です。残念ながら、他の先生同様、教材を使うことなく言葉だけの授業になっている上、問題が解けない子を叱りつける場面も見られました。もっと時間をかけるよう話してみたのですが「私は教えたんだけど、あの子がアルチ(怠惰)だから」といった返事が返ってくるだけ。自分が学生時代によくできていたので、できない子の気持ち・理解の状況は、想像できないのだと思います。

 軍隊が訓練に使うような山道を1時間登ったところにある学校です。もっと早く来たかったと思わずにはいられません。
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by yuka151a | 2012-09-23 22:03 | 学校・子ども