青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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スポーツテスト

 体育指導でネパールに派遣されているシニアボランティアさんが、ガジュリの生徒の身体測定・スポーツテストに来てくださいました。ネパールの子ども達の発育の様子や体力を調査するためだそうですが、初めての試みに、生徒達もうきうきした雰囲気です。
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 ネパールでは、保健所のようなところに行けば身長や体重を測ることができますが、学校で身長・体重等を測定する機会ははまずありません。もちろん、器具もありません。カトマンズの街角に行くと、体重計を置いて道行く人に乗ってもらう商売さえあるぐらいで、家庭で体重を測る習慣もなさそうです。もっとも、日本でも全家庭に体重計はないでしょうが。
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 自分の身長・体重を知らない生徒も多かったようで、記録用紙をまじまじと見つめたり、友達と見せ合ったり、日本の生徒に比べると随分オープンな様子でした。学校で生徒を見ていると、発育不良ではと思うことがしばしばです。身体測定で記録をしていると、なんと身長170cm・体重30kgの男子生徒がいました。細身の生徒は骨格そのものが小さく、肩幅や腰幅が、日本人生徒のそれとは明らかに違います。手足も細い子が多く、これでよく山道を歩いてこれるなと感心するほどです。

 ネパール人、特に成人女性には腹部がふくよかな(^^;・・・ かなり膨らんだ方が多く見られるのですが、成人になるにつれて体型が変わってくるようです。勝手な想像ですが、幼少期の栄養に偏りがあることや、野菜類と米の摂取量のバランスの悪さが影響しているのではないかと、協力隊員同士でよく話しています。だから、同じダディン郡に栄養士として派遣されている同期隊員に来てもらい、女子生徒対象に「どうしたら体型を保てるか」の話をしてもらいました。
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 これには先生方も興味深々で「どれくらい体重を減らす必要があるか?」「どうやったら、このお腹が引っ込むか」と口々に言われるのですが「食べる量を少し控えて、食後3時間は寝ない」と言うと「遅くまで起きていたら、またお腹がすくよ」と言われるし、「しっかり噛む」と言うと「ダルバートは噛む必要がないよ」と返ってきます(^^; 肥満の最大の原因と思われる「塩・油」を減らすように言っても「美味しくなくなる」との反応。糖尿病を心配していて肥満を恐れている方が多いのですが、生活を改善する気はあまりないようです。

 さて、スポーツテスト。日本の学校で実施されている全種目を行うことは物理的に難しいため、「握力」「長座体前屈」「立ち幅跳び」の3種目の実施です。
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 生徒にとっては初めてのことなので、ドキドキしながら測定していました。これもまた友だちの結果と比べたがり、座って待っているように指示しておいても、ずいずいと前に集まってきます。普段はカトマンズ周辺で生活しておられるシニアさん、ダディンの暑さで汗だくだくになりながら活動されていました。
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 後日、結果の用紙はもらえると聞き、生徒達も嬉しそうに帰っていきました。さぁ、どんな結果が出てくるのか、私も楽しみです(^^)
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by yuka151a | 2012-10-04 22:32 | 学校・子ども