学校訪問 in カトマンズ
2012年 11月 11日
このクラスは朝の会のような時間に、当番の子が前の日の出来事をみんなの前で話します。その話に関係することを、他の子ども達が質問して、さらに話を膨らませるという活動を毎日続けておられました。
算数の時間は少人数のグループをつくり、小さなブロックを操作させて数を教えておられます。
自分の手でブロックを動かしながら数を数えるという日本では当たり前の学習ですが、ネパールでは子ども達が操作する活動はほとんどありません。
ボランティアがいたのは随分前のようですが、指導法はしっかり残っていることに感心しました。
児童の作品も丁寧に掲示されています。ネパール独特の絵など、参考になるものもありました。
こちらは3年生。ものさしを使って図を書くよう指導されていて、子ども達の字も丁寧でした。
どこの国の子どもも、必要なことをきちんと指導すれば、やり遂げる能力は備わるものです。指導することの重要性を改めて感じた場面でした。