青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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カテゴリ:Nepal( 60 )

朝学習

 2日前から、朝6時前起床になりました。というのも、11月に訪問した学校のサール(男の先生)が、日本語を教えて欲しいと連絡してきたのです。学校に行った時も、そんな話をしていたのですが、「日本語を習いたい」と言う台詞は、出会った人の半数ぐらいは言っていますし、そのサールも私の住んでいるガジュリバザール(ガジュリの店が並んだところ)からバスで15分は離れた所にお住まいな上に、勤務されている学校は、私の足では2時間半かかる山の上なので、軽い冗談だと聞き流していたのですが、どうやら本気だったようです(^^;

 私も後2ヵ月しかいないのですが、熱心に言われるので、サールの友だちの店先を借りて、6時半から1時間、教えることになりました。日本でも日本語指導のボランティアグループに所属していますので、日本語を教えたことがないわけではないのですが、全くの初心者に教えた経験は皆無に等しく(^^;

 ネットで教案を検索したり、ボランティアグループの諸先輩方の授業を思い出しながら準備をしたのですが、このサール、専門が英語の先生なので、語学に関するセンスが素晴らしい!まずは、この構文からだな・・・と私が思っている通りのことを、ご自分から尋ねてこられます。「My name is ~は、何と言いますか? Where are you from?は?」といった感じです。

 昨日、この辺り一帯の公立学校が急にビダ(休日)になったため、サールは昨日4時間、ひらがなの練習をされたのだそうです。私が書いた50音のひらがな表を元に、ネパール語の音に合わせた表と、アルファベットに合わせた表をご自分で作り、3日目にして既に、時々間違えるものの、ひらがなが書けるようになっておられました!この熱心さ、素晴らしいです。

 「日本語が話せるようになって、日本でレストランを開きたい。」と、ネパール人にありがちなことを言われますが、「英語の先生をする」とは言われないところに、ちょっと感心です。だからといって、そう簡単にレストランも開けはしないのですけどね(^^;
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by yuka151a | 2013-01-23 20:28 | Nepal

新年会

 新年会に参加してきました。ネパールでも新年会があるんだ・・って、日本人の集まる新年会です(^^;

 在ネパール日本国大使が公邸で行う新年会に、ネパールに住む日本人やJICAボランティアを招待してくださったのです。ネパールに来て、大使館に表敬訪問はしたものの、公邸に伺うのは初めてな上、1年半ぶりの日本のスーツを着て、ちょっと緊張もしました。

 朝夜の冷え込みや、部屋の中のしんしんとした寒さは身にしみるのですが、日中の屋外は陽が当たってポカポカします。新年会は公邸の庭で行われ、美味しい料理と落ち着いた雰囲気に気持ちが癒された一日でした(^^) お雑煮、昆布巻き、紅白酢の物、数の子・・・ ネパールでお節料理が食べられることにもビックリしました。写真禁止のボードがあったので、残念ながら画像は撮っていません(^^;

 ちなみにネパールの新年は4月。学校が始まるのも4月ですから、わかりやすい暦とも言えます。
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by yuka151a | 2013-01-13 20:41 | Nepal
 日本の同僚ご一行様がネパールに来られています。

 23日の晩、ネパールへ到着し、私の任地で学校訪問、その後カトマンズ周辺を観光・・・のはずだったのですが、経由地からの飛行機がキャンセルになるハプニングがあり、経由地に宿泊せざるをえなくなったため、学校訪問は後回しということになりました。

 飛行機キャンセルの知らせはメールで受けたのですが、時差もあってなかなか連絡も取れず・・・
Facebookの書き込みから、どうやら飛行機は出発した様子が伺えたので、バスに飛び乗りカトマンズへ向かい、空港の待合室で待機!空港でつかまえなければ行き違う・・・とドキドキしていたのですが、到着後すぐに同僚が電話をかけてくれたので、空港に着いていること、車も手配済みなことを伝えることができ安心しました(^^)

 初日はパシュパティナート、ボダナートと巡った後、ナガルコットに移動。2日目はヒマラヤ山脈から昇る朝日を見た後、チャングナラヤンへのミニトレッキングとバクタプール散策、今日はアサンチョーク界隈、スワヤンブナート、パタン見学となりました。

 先日またカメラが故障し、このところカメラを持ち歩くのを忘れがちです。今日の写真もご一行様任せで(^^; 帰国してデータをもらうのが楽しみです。
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by yuka151a | 2012-12-26 22:05 | Nepal

ラフティング

 ネパールの行事の一つであるティハール。

 光の祭典といわれるだけあって、家や店の前にジリミリ(ライト)やロウソクが飾られます。
富と繁栄の女神を家に迎え入れるプジャ(お祈り)のため、玄関前には家への道を示した足型が
描かれたり、光の道がつくってあったりします。
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 ティハール休暇をつかって、ラフティングに行ってきました。今年は、同期隊員が活動するパルバット郡から出発するカリガンダキ川を流れる2泊3日の行程で、宿泊は川岸でのキャンプ泊です。
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 ラフティングですから人がボートに乗るのはもちろんなのですが、なんと荷物も一緒にボートに乗せます。防水用のバッグに入れてしっかり固定するものの、本当に水漏れしないのかとか、中身が衝撃で壊れないのか結構心配でした。カメラも生活防水程度だと怖くて使えません。ということで、今回はラフティング中の画像はありません(^^; 同行したカメラマンさんが撮った動画がありますので、帰国後に機会があればということで。

 初日は午後3時間弱のラフティング。今年はティハールが少し遅めなので、水が冷たいのでは…と心配していたのですが、はい冷たかったです(^^; 岩場の近くなどを流れると、嫌でもボートに水がかかってきて濡れてしまいます。ラフティングだからそれはもちろん覚悟の上なのですが、日向でボートをこいでいる間は大丈夫でも、日陰が続いて風が吹くと、ただただ寒い。お茶目なインストラクターさん達は、わざとボートから川に引きずり込もうとされるので、休憩中も周囲をキョロキョロしておかなくては大変なことに(^^;それが楽しみ!というメンバーもいますが、ここで風邪はひきたくないわけでして。

 夕方、川岸に到着した後はティータイム&食事の準備です。さっきまでボートを操っていたスタッフのみなさんが、あっという間にコックさんに大変身!ちょっとお手伝いでも…と始めてみたものの、手際が悪くてかえって迷惑だったのか「スープができたから、あっちに座って飲んでいてください」と言われてしまいました(^^;
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 日が暮れてくる中、ヘッドライトの明かりを頼りに、夕食を作ってくださいました。
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 2日目は午前も午後もラフティング!
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 3度の食事もスタッフさんの手作り料理を川岸で食べます。
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お皿はセルフで洗うのですが、いくつもの洗面器を並べ、下洗い、洗剤洗い、仮すすぎ、すすぎ…
少ない水で洗える工夫もしてあります。
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 こちらは夜のためのロウソク。ビニール袋に砂を入れただけなのですが、これがなかなか幻想的な雰囲気になります。明るいうちに、各テントの前に設置してくださいました。
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 さて、この日はティハールのバイティカと呼ばれる日。女性の守護力を男性に与える意味があり、姉妹が兄弟へ祝福のティカ(額につける赤い粉)を贈ります。ラフティングスタッフの方のお姉さんが近くに住んでおられて、私達も祝福してもらいました。
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 そうする中も、調理は着々と進みます。
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 キュウリ、玉ネギ、ニンジン、ダイコンのサラダも、なんとこんなに綺麗な盛付です!
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最後の夜ということで、小さいですがキャンプファイヤーもして、食事したり、ダンスしたり(見たり)、お酒飲んだり… 
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 今回は、他の国の旅行者とも一緒のツアーだったのですが、英語でのコミュニケーションにはかなり課題があり、身振り手振り、四苦八苦で会話を楽しみました(^^;

 ネパールは雪山が多いので、春先がラフティングのベストシーズンだそうです。
 トレッキングもお薦めですが、ネパールに来られる際は、ぜひラフティングも!
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by yuka151a | 2012-11-17 22:42 | Nepal
 ガジュリのみなさんとハイキングに行ってきました。ネパールでは、すぐ近くの広場に集まって1日踊ったり、歌ったり、食事をしたりすることをハイキングと呼びます。去年は、学校の先生達と学校のすぐそばでハイキングをしたので、気軽に「行く!行く!」と返事をしたのですが、よく聞くとバスをチャーターして出かけるとのこと。それも集合が2時・・・夜のです(^^; とはいえ、そこはネパール時間で、出発は4時。もう1時間寝れたのに・・・と私は思うのですが、久しぶりの遠出で、みんなウキウキしていました。

 着いたのはヘタウダという町にある公園。
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 ワニやサルがいる動物園ゾーンがあったり、観覧車、メリーゴーランドのある遊園地ゾーンもあり、楽しい1日を過ごしました。
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 日本の観光地によくある、首から下だけの像。ネパールにもあるんですね。
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 この二人の女の子は、パン屋さんのウルミラさんとサンタさんの娘達。
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 初めは観覧車に乗ったのですが、あまりの高速回転であっという間にリタイヤ(^^;
少々泣きそうだったのですが、メリーゴーランドでご機嫌になりました。ネパールの観覧車は、私もちょっとゴメンなさいです。
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 ウルミラさんの娘さんは、将来日本に留学したいのだとか。
 ぜひ実現して、日本で会えるといいなぁと思います。
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by yuka151a | 2012-11-05 20:00 | Nepal

トレッキング

 ダサインが終わり、村に帰ってきました。どこからって?実はトレッキングに行っておりました。決して山歩きが好きなわけではないのですが、せっかくネパールに来ているのだから、一度はトレッキングなるものを・・・と思い立ったわけです。ネパールには世界最高峰のエベレスト(ネパール名:サガルマタ)をはじめ、数々の山が連なっています。トレッキングルートはいろいろあるのですが、私が行ったのはジョムソン・アッパームスタンのルートです。

 ポカラまでバスで移動した後、飛行機でジョムソンへ!
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 約20人しか乗れない飛行機ですが、窓から見えるヒマール(雪山)はなんとも素敵です!
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 が、機体が揺れる揺れる(^^; 小さい飛行機はこんなものかと思っていたのですが、やはり雲が多く視界不良とのことでポカラへ引き返してしまいました。

 ということで、タクシーに乗り換えてジョムソンを目指しました。
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 途中橋が壊れていたり、ジープに乗換えたりで、日が沈む頃やっとタトパニという町に到着。
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 ネパール語でタトは熱い、パニは水。日本人にはたまらない温泉がある町です(^^)
 全員で一緒に泊まれる部屋も見つかり、さっそくタトパニに行きました!温泉、最高ですね!!
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 翌日もジープとバスを乗り継いで、ジョムソンに向かいました。ヒマールはだんだん近くなり、
気分もウキウキしてきます。
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 ポカラから飛行機だと30分で着くジョムソンですが、宿泊も含めると30時間弱かかって、
やっとジョムソンに到着しました。

 ここの名物はりんご。何十年も前から、高地での農作物栽培指導に来られている日本人の方がおられ、今もNGO団体として活動されています。その功績で、ジョムソンはおいしいりんごの産地としてネパール中に知られています。
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 りんごがおいしいということで、ジョムソンにはアップルパイの店もたくさんあります。
 いろんな店で1個ずつ買ってきて、アップルパイの食べ比べ!
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 大人数で買いに行って1個しか買わないので、怪訝そうな顔をされる店の人もおられましたが(^^; 旅の楽しい1コマでもありました。
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 さぁ、いよいよトレッキング!馬も借りてのトレッキングなので、大きな荷物は馬に乗せて運んでもらえます。人も交代に馬に乗ったり歩いたりしながらアッパームスタンを目指します。
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 カグベニという町にある「ヤクドナルド」というレストラン。どこかの店の名前を拝借したような、冗談のような名前のレストランですが、なかなか美味(^^) ヤクというのは高地に住む動物で、ヤクの肉を使ったヤクバーガーを、みんなペロリと食べてしまいました。
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 店の近くにあったこの道具。太陽熱を利用して、料理をする道具でした。
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アッパームスタンに行くための通行許可証のチェックも無事済み、いざ出発!
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 ジョムソン街道は、昔ネパールとチベットを結ぶ道だったこともあり、チベット仏教の雰囲気が
そこかしこに感じられます。
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 ヒマールもますます近くなると、山の緑も減ってきました。いつも見慣れたネパールの山々は緑が生い茂っているので、ネパールにこんな所があるんだぁという、ちょっとした驚きでもあります。
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 地層に詳しい人には、さぞかし興味深いだろう隆起が見られたり、アンモナイトが見つかるところもあったり。この高い山々が、地殻変動で盛り上がったのかと思うと、感慨深いものがあります。
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 かなり傾斜のある上り坂もあり、10歩登る毎に休憩が必要な程、しんどい所もありました。
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 日頃の運動不足のせいなのか、標高が高く空気が薄いせいなのかは定かではありませんが(^^;
きつい坂が続く所は、女性は全員馬に乗ることになり、なんと馬の二人乗りも体験!
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 人並みはずれた体力のメンバーが、進んできつい所を歩いてくれたお陰で、最年長の私は随分楽をさせてもらいました。

 トレッキング中の楽しみの一つでもある食事。
 ネパール料理定番のダルバートですが、店によって味が違います。
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 標高が高くなるほど葉物の野菜が減ってきました。やはり気候のせいで、葉物や野菜を育てるのは大変なのだそうです。調理のためのガスも、麓の村から担いで持ってきたり、材料も車で運んだりしなくてはいけないので、食事だけでなくお湯でさえ、上にあがるごとに値段が上がっていきました。トレッキングシーズンが終わると、この辺りに住む人達はポカラやカトマンズに移住するというのもわかります。

 朝は霜が降り、水溜りに氷がはるほどの気温ですので、チャウチャウ(インスタントラーメン)が
とびきりのご馳走に感じる日もありました。
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 歴史のある古いお寺の中で食べるチャウチャウはまた格別です。
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 チベットブレッドは、外側がパリッとしたドーナツのようなパンです。
 はちみつをかけて食べると、これまたなんと美味しいこと(^^)
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 ホテルの娘さん、私の持ってた猫柄の手拭ガーゼタオルがお気に召したようで、トレッキングの
記念にと物々交換してきました。
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 こちらはそのホテルで最近生まれた子猫!トレッキング仲間が「プスパ(ネパール語で花)」と
名付けました。彼女のネパリナーム(ネパールの名前)でもあります。
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 お世話になった馬のセッティ。
 突然走り出してびっくりすることもありましたが、力持ちで最後まで頑張ってくれました。
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 馬のお世話、道案内をしてくださった3人のガイドさん達も、とっても良い人柄の方々でした。
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 帰りの飛行機は少々時間が遅れたものの、無事ポカラまで飛び、11泊12日のトレッキングを
無事終えたのでありました。
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by yuka151a | 2012-10-31 20:42 | Nepal

ダサイン休暇

 昨日からついに、ダサイン休暇に突入しました。ネパール人にとっては、1年間で一番の祭というだけあって、みんなウキウキした雰囲気です。約10日間の祭なのですが、それぞれの日の行事があって、奉納したヤギを各家庭で調理したり、長老者からティカ(額につける赤い粉)を受けたりします。店の前に並べられた服や布地が増えるのは、ダサインには新しい服を買う習慣があるからで、子ども達もお金をもらって、服や自分の欲しいものを買うのだそうです。日本のお年玉のような感じです。多くの人が帰省しますので、ダサイン中のバスは屋根に乗るのが当たり前(^^; 交通規則上はもちろん違法なのでしょうけど。

 暦通りに休業になる企業等は、まだ連休には突入しないのですが、学校は祝日に挟まれた日も休業日になるため、今日から連休。なんと、35連休(^^; 11月13日から始まるティハールという祭があり、私の配属校では、この2つの祭を連続させるために、夏休みを短縮して連続休暇にしたのです。

 残り任期が5ヶ月となった今、1ヶ月の休業は正直痛いです(^^; しかし、何と言っても始まらないので、私もしっかりリフレッシュして、残り任期の活動に備えたいと思います。去年は村でダサインを味わい、ネパール料理の食べ続けで体調も崩し・・・と、どっぷりダサインを満喫しましたので、今年は村を脱出します!
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by yuka151a | 2012-10-17 22:49 | Nepal

朝一番早いのは(^^)

 パン屋さんの朝の配達車に乗せてもらって、ガジュリ近辺をグムネしてきました。グムネというのはネパール語で「観光する、ぐるりと見てまわる、散歩する」いう意味で、会話の中によく出てくる単語の一つです。パン屋さんは一生懸命お仕事されているのですが、私は車に載せてもらって全くのグムネ(^^; 

「朝4時20分に車で出発するから、今日はうちに泊まりなさい」とのお誘いを断っていたので絶対遅れるわけにはいかず、目覚ましを3つもセットして時間ピッタリにパン屋さんに向かったのですが、忘れてはいけない、ここはネパールでした(^^; 時間には大変アバウト。店で寝起きしている職人さん達は起きておられるのですが、配達メンバーはまだの模様。しばしパン屋さんの前でお喋りしていたのですが、なかなかいらっしゃらない・・・・ 心配して電話をしてくださると「アウダイツ(向かってる)」との返事。はい、私は知っています。ネパール人の「アウダイツ」は・・・・蕎麦屋の配達を催促する電話に、調理中にも関わらず「今、店を出たところ」というようなものです(^^;

 結局、出発したのは5時。同期隊員の配属先の近くのアダムガットやダディン郡内のいろいろな店を回りました。店先で販売するために置くところもあれば、車では行けないところに自転車で販売してもらうよう委託しているところもありました。このパン満載の自転車で、道路を走るというのですからビックリです。
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 出発の時には車内はもちろん、車の屋根にもケースを乗せていっぱいだったパンが、どんどん売れていきます。
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 日本のシステムとは違って、ぴったり決まった数を注文されているわけではないので、その場でパンを見ながら仕入れ数を決めるお店もありますし、学校が休みだから今日はいらないと言われる店もありました。車を見つけて、直接買いにくる人もいたし、途中で買い付けたサーグ(青菜)を求めて車に寄ってくる人もいました。今週末からはダサインの長期休暇になるため、パン屋さんもしばらくお休みです。お店の人とパン屋さんは、ダサイン前の注文についても、いろいろ相談しているようでした。

 日本で見かける街中の移動パン屋さんのような販売ができたら、焼きたてのパンが食べられるのですが、ネパールではまだパン食に馴染みが少ないので、食事としては受け入れられていないようです。起床後のチヤのお伴としてドーナツを食べたり、おやつとしてパンを食べたりする程度です。ここでは作り釜でパンを焼いているので、焼きたてのパンの美味しさを知っている人にとっては、この上なく贅沢なパンなだけに残念でなりません。

 車に乗ってパンを届け、地域の人とお喋りしながら伝票を切って・・・そんなパン屋さんを見ていて、精肉店を営んでいた伯父・伯母を思い出しました。店での販売はもちろん、離れたところや店には来られない人への配達もしていたので、近所はもとより隣町にもたくさんの顔馴染み。年中フル稼業ですが、特に年末はクリスマス・正月用のお肉の注文で猫の手も借りたいほどの忙しさでしたので、子どもの頃は猫の手程度にお手伝いをしに行ったものです。肉が痛むので暖房をつけるわけにはいかないし、肉を入れている冷凍室なんて極寒!!ここに閉じ込められたら何時間耐えられるか・・・なぁんて本気で心配したこともありました(^^; 紅白が始まる頃にやっと年内の仕事が終わって家に帰る・・・という年末を何度経験したことでしょう。

 我が家には自家用車が無かったので、配達の車に乗せてもらうのも楽しく、しょっちゅう乗せてもらっていました。「ちょっと出かけるよ」との伯母の誘いで車に乗ると、フライドケーキを買うためだけに呉まで行くこともありましたし、気がついたら島根の温泉ってこともありました(^^;

 子どもの頃、夜中に喘息の発作を起こすと車で病院に運んでくれ、ずっと付き添ってくれた伯父。お店で冷たい肉を扱うのに文句を言う私に「これが食べたいってお客さんがいるから仕事があるんだよ」と優しく諭してくれたこともありました。

 わずか3ヶ月違いで相次いで亡くなった伯父と伯母の跡をついで、今は従兄弟夫婦が店を切り盛りしています。以前ほど手広く配達などはしていないのですが、作業が丁寧なので固定のお得意様がいるようです。ネパールでは牛肉が食べられないだろうからと、日本を出発する日の朝に、美味しい牛肉を届けてくれたのが昨日のように思い出されます。帰国したら、ネパールの肉事情の話を土産に、また美味しいお肉を食べたいです(^^)
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by yuka151a | 2012-10-16 22:41 | Nepal

Teej(ティーズ)

 16日からの3日間、同期隊員が活動するパルバット郡クスマで、女性のお祭Teejに関連した女性のためのイベントがあるということで参加してきました。クスマは、私の住んでいるダディン郡・ガジュリからバスを乗り継いで6時間弱かかるところです。
 
 女性のためのイベントといっても、老若男女を問わず、誰でも参加できるイベントです。ネパールのみなさんは、歌や踊りが本当に大好きで、ステージでは踊りや歌が続き、巷では有名らしい歌手のコンサートでは、黄色い声援が飛んでいました。ネパール人の黄色い声は、日本人のそれより1オクターブ位高いと思われます(^^; 
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 会場にはブースを開くために、いくつものテントが張られていました。病院が出しているブースでは無料で診察を受けられるようでした。
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 私達も、ただこのイベントを観に行ったわけではありません。クスマ在住の同期は今、住民主体の観光活性化に取り組んでいて、多くの観光客を呼び込むためにも、ゴミ問題をなんとか解決したいと、地域の人とゴミ拾い活動をしたり、通りがかりの町の人に「ゴミを捨てないで」と呼びかけたりする活動を地道にこつこつ続けています。そこで、今回のイベントでは、家庭で簡単にできるゴミ削減アイディアを紹介したり、子ども達にゴミ啓発ポスターを作ってもらったりするブースを出して、たくさんの人にゴミについての啓発活動をしたというわけです。
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 9人の隊員が集結しての活動でしたので、ブースの中でも何種類かの活動を提供しました。

 これは「ゴミはゴミ箱へ」の啓発ポスター作り。
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 出来上がった作品をテントに展示すると、なんとも嬉しそうな子ども達(^^) ポスターには「町を綺麗にしよう」という意味の言葉が書いてあるので、書いた子には必ず曽野言葉を読ませたり、ちょっと近くのゴミを拾わせたり。ちなみに、このポスターは、イベント終了後、クスマを走るバスやバザールに掲示してもらう予定です。
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 子ども対象の活動として、古新聞をつくった折紙・切り紙遊びもしました。
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 ネパールでは図工をする時間はあまりないので、どの子もとても楽しそう。この活動を立案したのは幼児教育隊員なのですが、わざと切りくずがでるような作品を作らせて、ゴミ箱へ入れることを意識させることまで考えてあって感心するばかりでした。
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 女性をターゲットに考えていた、余り布を使っての座布団作りも、いつの間にか子ども達でいっぱいです。座布団作りは少し難しいので、ミサンガ作りに変更!臨機応変に対応できるところが、さすが協力隊員メンバーです(^^)
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雨 のため、出展しているブースが激減し、暇を持て余した子ども達は、私達のブースの前から動こうとはしません(^^; だったら・・・と、ステージで発表する予定の「幸せなら手をたたこう~ネパール語バージョン~」や「ソーラン節」を教えてみたところ、なかなかよい食いつきっぷり!!
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 そう、私達はブースでの出展だけでなく、日本文化紹介ということでステージでのプログラムにも出演し、歌の紹介とソーラン節を披露したのです(^^) 
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 あいにくの雨空にも関わらず、こんなにもたくさんの観客の前で踊るのは、ちょっとドキドキもしましたが、仕込んでおいた子ども達も、客席前方で一緒に踊ってくれるし、観客のみなさんも手拍子・声援で後押しをしてくださって、ちょっと気持ちよくもありました。
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 そうそう、日本から持参していた浴衣もやっとお披露目。下駄でないのは、ご容赦ください(^^;
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 こちらは農業隊員による「コンポスト作り」の実演コーナー。ネパールでは農業に就いている人はもちろん、自宅に畑を持っていて、野菜や米を育てている人がたくさんいます。生ゴミを有効利用するためにも、このコンポスト作りを紹介しているのですが、たくさんの人が興味深く耳を傾けておられました。
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 栄養士隊員は「綺麗になるには!」の紹介コーナー。年齢を重ねると、とってもふくよかになるネパール人女性(^^; 日本でもそうであるように、ある程度の年齢になると「仕方がないよ。ネパールは塩と油をたくさん食べるから。」と諦めムードが先にくるのですが、最近の若者は、やっぱりポッコリお腹や日焼けを気にしているようです。その女心を見事についたこのコーナー(^^) ネパールでのダイエットを有言実行した隊員の話は、説得力があると思われます。
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 協力隊員はいろいろな職種があり、それぞれの持ち味がまるで異なりますから、一緒に活動することで、学べる点もたくさんあります。他の隊員が、ネパールの人とどのように関わっているかを目の当たりにするのも、刺激になり、自分を省みる機会になったと実感しています。

 そして、ブースの中に掲示した、日本の道路とネパールの道路を比べた写真を、まじまじと見つめている人を見ながら、ほんの少しでもいい「ゴミがない方がいいな」と感じる気持ちが芽生えてくれたらと、改めて感じた3日間でした。
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by yuka151a | 2012-09-20 23:01 | Nepal

道路工事

 カトマンズ周辺では、多くの場所で道路の拡張工事が行われています。この数字は、道路に面した家の壁に書かれていて、ここの場合は、3m幅の土地を、道路の為に提供するように示されているものです。
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 聞くところによると、土地を提供するからといって、政府からは何の補償もなく、工事費用も自分持ちだとか。だったらやらなければ・・・というのは日本的な考え(^^; 自分でやらなかったら、ブルトーザーが来て突然壊されることもあるのだそうです。敷地内にスペースがある家は、壁の位置をずらせば済みますが、中には建物を崩さないといけない家もあるわけでして・・・ 
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 この工事を見るたび、広島の再開発地域のことを思い出してしまいます。私が帰る頃には、すっかり光景が変わっているんだろうなぁ。
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by yuka151a | 2012-09-05 00:36 | Nepal