青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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カテゴリ:学校・子ども( 99 )

授業カット

 学校に行くと、何やら車が停まっている・・・ Greenclubという団体がAIDSについて指導して周っているそうで、今日は生徒にダンスを教えるカリキュラムがあるとのことでした。校長先生だけがご存知だったようで、先生達も寝耳に水状態。

 朝会が終わったらそのままカリキュラムを始める流れになったのですが、対象は6年生以上なので、1~5年生は、すっかり蚊帳の外で周りで見てるだけです。だから退屈して、勝手にどっかに行って遊び出しています。対象でないなら授業すればいいのにと思うのですが、校庭で大音響でダンスしてたら、授業にはならないでしょうね。
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 ダンスにあまり興味がない子は、列から離れて眺めている感じです。10時半から2時間カリキュラムが続いたのですが、この暑い時期に炎天下でのダンスは、ちょっと酷なのでは・・・
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 出席を取ってお茶を濁す程度の授業をした後、お昼休み。そして午後の授業が始まったと思ったら、各教室に伝言が届きました。「今日は帰ってしまった子どももいて、生徒が少ないから、授業をやめて帰らせましょう」

 4年生に算数を教えていたミス、その伝言を聞いて「この教室は生徒は少なくないから、授業を続けます」と即答(^^)子ども達は少々不服げではありますが、最後まで授業を続けられました。このミス、また21歳ぐらいで正規の教員ではないのですが、とても一生懸命な先生です。子ども達に教えたいからと「折紙を教えて」とお願いされたり、「体育するから一緒に来て」と誘ってくださったりすることもあります。今年からは算数も教えることになられて、日本の教材のことや、ひき算の減加法にも興味を持ってくださっています。本来はガジュリ地区全域の学校を巡回するのが私の任務なのですが、センター校でありながら厳しい状態の配属校の児童の学力向上と、ここの学校の先生に日本の指導法を伝授することに重点を置く必要があるかもなぁとも思っている今日この頃です。

 さて、子ども達がいなくなった学校。先生達も1時間早く帰宅することになるは、約束していたカウンターパートさんはまた来ないは・・・ 試験も迫っていて、試験が終わったらそのまま夏休みに突入なのに、一体この学校はどうするつもりなんでしょう・・・
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by yuka151a | 2012-06-10 19:35 | 学校・子ども

ダンス

 1年生にネパール語と算数を教えるサール(男の先生) 今年の1年生はあまりに小さいため、時々、息抜きで楽しいことも取り入れてくださるようになっています。

 今日は突然、ネパリダンスを始められ、1年生も大喜び。
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 僕も、私も・・・と前に出てきて、楽しそうに踊っていました。
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by yuka151a | 2012-06-08 20:33 | 学校・子ども
「昨日テストしたんだって?」と職員室で話しかけられました。職員室といっても、4m四方程度の部屋ですので、一つの話題がみんなの話題になります。

 テストをした意図を話し、ネパールの先生達はテストの時に問題に何が書いてあるか説明しながら、答えも言ってしまっているということを話すと、みなさん爆笑されて「誰がそんなことしてるの?」と聞かれるので、「算数だけではないよ。英語のテストでも『この問題は、あなたは何歳かって聞かれてるんだよ、だからI am 8years old. って書くんだよ』って答え方まで説明されてたよ。」と話すと、さらに爆笑・・・ 爆笑されてる中にも、そうされている先生が数名おられるのですが・・・(^^; みなさん自覚がないようです。

 テストの結果が思った以上にできていたと話すと「それはカンニングしたんだよ」って・・・(--;
そんなことは想定内で1人ずつ問題変えてます! あんまりムカッときたので、「低学年のテストの時に先生達が答えを言ってしまうから、学年が上がっても誰かが教えてくれるのを期待するし、カンニングするようになる」とちょっと強気で言ってしまいました(^^; 
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by yuka151a | 2012-06-07 19:25 | 学校・子ども

教材&ミニテスト

「水曜日に山の上の学校に巡回に行こう」と言われていたカウンターパートさん。これまでの経緯があるだけに、どうにも信じられなくて「何時に?」「どこに?」と散々質問すると「水曜日の朝、ガジュリに着いたら電話するから」と・・・ 今回は2人で話したのではなく、職員室で他の先生達もいる時に話したので、先生達も「大丈夫だよ。電話があるまで待ってなさい。」と言われていたのですが、とうとう来られませんでした。「どうして?」というより「やっぱりね」と思ってしまうところが悲しいところです(--;

 でも、今日は授業で収穫がありました(^^)2年生ではサール(男の先生)が教材を使って授業をしてくださり、3年生ではかねてから考えていたミニテストが実施できたということです。

 2年生は「位取り」を学習しているのですが、サールは位を表す枠に数字を書く指導をずっとされていました。何度も説明されるものの、子ども達にはイマイチ何の為の枠なのかはわかっていなくて、枠を外して数字を書く練習をしても、ただただ数字を書き写しているだけで・・・
 
 今日は、それぞれの大きさを表す模型を使って、それを示しながら授業をしてもらいました。
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 2桁以上の数のイメージができない子ども達が多いので、今日すっかり理解できたとは言い難いのですが、なんとな~くのイメージに繋げられたのではないかと思います。

 3年生対象のミニテストの内容は、今学習中の「長さ」です。私の勤務する学校の1~3年生は、英語で書かれた算数の教科書を使っていて、1年生から英語の授業があるものの、アルファベットが判別できる程度の子がほとんどですから、算数の教科書に書かれている内容は、さっぱり理解できません。恥ずかしながら、私も知らない単語がたくさんです(^^; 

 授業はネパール語でされるし、教科書はほとんど使っていません。でも、テストは地区で統一されたものなので、英語で書かれた問題を解く必要があるという、なんとも矛盾した状態です。

 数年前まではネパール語で書かれた教科書を使っていたようですが、英語の力を伸ばすためにと、今年の3年生が入学した年から過渡的な措置がとられ、4年生以上はネパール語で書かれた教科書を使っています。ネパール語の教科書は絵が少ない上に、一文が長い文章なので、それはそれでわかりにくです。

 今日のミニテストは、学習内容を理解できているか習熟度を確かめることはもちろん、英語で書かれた問題に慣れさせることも目的の一つでした。だから、一緒に授業をしているミス(女の先生)にミニテストの意図を説明して、英文の問題を理解させる部分については、ミスに担当してもらったのですが、このミス、今年から学校に勤め始めたばかりで・・・

 トイレや水を飲みに行っている子がいて、全員揃っていないのに説明を始めるので、子どもが1人、また1人と帰ってくるたびに説明が中断するし、また初めから説明し直し。そして、問題文に出てくる単語を繰り返し唱えるばかりで、何の為の説明なのかわからない子ども達はオウム返しに唱えてるだけだから、突然「この問題は何をしろって書いてあるの?」と尋ねられても、答えられるはずもなく、先生からビシビシ叩かれる・・・ 何をしても、悪い方へ、悪い方へと物事が進んでいってしまいます。

「Measur the following line segments with your ruler and write their length.」
「Draw the line segments of the following length using a ruler.」
この2文を理解させるだけで30分経過・・・

 子ども達の前で先生達に物申すのは、先生達のプライドを傷つけてしまうし、子どもが先生を信頼しなくなるから、授業中に口を出すのは控えてきたのですが、時間がもったいないのと、職員室に戻ったら仕事の話は全くしない先生が多いので、最近は、失礼とは思いながらも授業中に割り込んでいます。

 まずは黒板に問題文を書き、これからテストをすることを告げただけで、子ども達の目が数ミリ大きく開きます(^^; それぞれの単語が何を示しているか、だからこの問題が出たときには何をしなくてはいけないかと、順番に尋ねていくと、さっきミスが単語の説明をされた意図がわかる子どもが出てきて、問題文の意味がやっとわかった時は、もう残り時間は10分足らず(^^; 

 大きく迷うところではありましたが、明日になるとまた1からやり直しなので、強行突破!!「私はお昼に家に帰るから」とミスは去っていきましたが、普段は鐘とともにモードが切り替わる子ども達が、今日は時間を過ぎても問題に取り組みました。もちろん、その段階になっても「何するの?」と聞く子や、1人ずつ違う問題を配っていることに気付かずカンニングして全くでたらめを答えてる子・・・なんと名前まで友だちの名前を書いているという、とんでもない子も(^^;、

「アウンダイナ(できない)」と言うばかりの子もいましたが、初めにしては上出来でしょう。採点してみると、思った以上にできてる子が多かったので、学習-チェックテスト-復習の流れを習慣化していきたいなと思います。
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by yuka151a | 2012-06-06 20:17 | 学校・子ども

体操

「これから、運動を教えるから一緒に行かない?」とミスに誘われ2年生の教室へ。

 日本の体育の体づくりの運動のようなものが、教科書にも掲載されているのですが、実際に授業で教えている先生は、そんなにたくさんおられません。もう少し大きい学年になると、バレーボールやカバディをしているのですが、小さな学年はボール遊びかなわとびを、めいめい好きにやっている程度。

 準備運動のような前屈や後ろに反る動きを指導されるのですが、サリーを着ての指導って無理(^^; 
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 せっかくだからとボール渡しゲームならぬ、ペットボトル渡しゲームをしてみると、これがなかなか盛り上がる。チーム対抗という経験はないので、隣のチームがするのもじっと見て、うまくいったら拍手喝采の、なんとも微笑ましい時間でした。
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by yuka151a | 2012-06-04 19:07 | 学校・子ども

ゴミ箱

 職員室に積み上げられていたプラスチックの大きな容器が、突然屋外に運び出されました。そう、年度当初にお願いしていた、各クラス用のゴミ箱を設置してくださったのです。
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「ごみは私に」というメッセージを外側に貼り、学年・組も書いて配られました。何を話しても「フンチャ、フンチャ(いいよ、いいよ)」と言うものの、なかなか行動に移らないことが多かったのですが、このゴミ箱設置の動きはとても素早かったです。

 ただ置くだけに終わらないよう、私も何かしら考えなくてはと思います。
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by yuka151a | 2012-05-30 21:30 | 学校・子ども

新校舎

 今年度、1~3年生の教室が新しくできた建物に移動することになりました。
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 部屋の両側が大きな窓で、冬の寒さが心配なものの、とても明るいです。広さが半分以下になり、ぎゅうぎゅう詰めではありますが、目も届けば手も届くので(^^;、低学年を指導するには使い勝手のよい教室です。
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 昨年度から頓挫していたトイレ・水道工事もようやく再開しています。前述の建物も、実は私がここへ来た頃には出来上がっていたのですが、内装工事がされないまま中断していたようです。

 そういえば、約1年前に完成したという大家さんの家も、今になって西側の壁の塗装工事が始まりました。
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外壁にコンクリートを塗る作業なのですが、竹で組んだ足場を設置するために、なんと壁に穴をあけてしまいました(^^; 壁の強度に影響はないのでしょうか・・・
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 予算等の関係で、一気に工事を終わらせられなかったのかも知れませんが、先を考えて作るということをしないのだろうか・・・と、やはり疑問に思います。

 ちなみにこちらは、今年の4月から、うちの学校で働き始めたサール(男の先生)の宿舎です。
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 JICAの方の話によると、学校から要請が出されたとき、ここにできる部屋をボランティアに提供するとのことだったとか・・・ 学校の門に隣接した建物の2階なのですが、トイレや水道は学校のものを使わなくてはいけないし、休み時間にはドアの前が生徒の憩いの場になってます。
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 ここについては工事が終わっていなかったことを、ただただ感謝です(^^;
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by yuka151a | 2012-05-27 21:09 | 学校・子ども

 午前6時、3階に住む3人姉弟がやって来ました(^^; 昨日の夕方「明日、学校で絵を描くコンペティションがあるから。絵の描き方を教えて」と訪ねてきて、今朝も続きがしたいとのこと。とても残念なことは、教科書や写真を見ながら描き写すのが「絵を描く」ことだと思っていることなのですが、コンペティションは明日だと言うので、そこを説得する時間はありませんでした。

 9年生の長女はサガルマタ(エベレスト)の絵葉書を、7年生の二女はサラスワティーというギターを手にした女の神様(弁財天)の絵を、4年生の長男は教科書に描かれている馬の挿絵を描こうとするのですが、絵を描く授業などないらしく、どこから書き始めてよいのかも思い浮かばず、下の2人に至っては「アウンダイナ、アウンダイナ(できないよ、できないよ)」と口から出るのは泣き言ばかり。

 サガルマタは雪に覆われているので、鉛筆だけで濃淡をつけて描いてみようということになり、鉛筆は斜めに寝かせて描くことや、鉛筆で塗った後、指でこするとぼかせることを教えました。その後、「サガルマタもいいけれど、ここから自分の目で見える風景を描くのがもっといいよ」と話すと、ちょっと興味を持ったようで、ベランダに椅子を置いて描き始めていました。

 絵を描き慣れていない子にとって人物画、それも神様の絵は細かい描写が多すぎて、とても大変です。まずは全体のバランスを見て、頭・ボディ・手足をそれぞれどの位置に、どの大きさで描くかをイメージする必要があることを教えました。私としては、気に入った部分から好きな大きさに描き進めていき、画用紙からはみ出す絵を描くのが好きなのですが、神様の絵ということなので、そうそう自由にはできず(^^; 実際の人間を見ながら、頭より肩幅が広いこと、肩から肘、肘から手首までの長さが同じぐらいであることを確認させると、納得して夢中になって描いていました。

 1本1本馬の足を、とてもリアルに描いた長男でしたが、前後の重なりというものを理解していません。4本が横に並んだようになってしまうので、挿絵と自分の絵を比べてみるように話すと、しばらく見つめて気付いたようでした。

 3人がベランダで一生懸命絵を描いている姿は、本当に微笑ましかったです。さてさて、コンペティションはどうなったのでしょう。今度、尋ねてみることにします。

 ちなみに、朝6時だろうが何時だろうが、ふらっと近所の家を訪ねるのは、村ではごくごく自然なことなので、日本のように「そんな時間に行くなんて」と親に叱られることはありません(^^; 「日本人はおいでって呼んだ時にしか来ない」とまで言われるぐらいです。「日本は相手の都合を尋ねてから家に行くのがマナーだから」とさりげなくアピールするのですが、私の「突然来ないでオーラ」はネパール人には届いていないようです(^^;
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by yuka151a | 2012-05-25 20:05 | 学校・子ども

コンピュータ

 日本では金環日食が観測されたそうです。日食といえば、前任校でインターネット回線を利用した皆既日食観測会をさせてもらったことを思い出します。いくつかの大学の先生方と学生のみなさんの研究の一環で、日食観測以外にも、テレビ会議システムを使って他校との交流会など、素人では決してできないことを、たくさん体験させていただきました。

 ガジュリの学校にもコンピュータルームはあるのですが、大丈夫?と声をかけたくなるようなデスクトップ型のパソコンが数台並んでいるだけで、インターネットにはもちろん接続されていません。
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 1~3年生の子が待ち望んでいたコンピュータの授業は、1台のモニターを数十人で見るといったものでした。その上、この日はたびたび停電になり、1時間の授業の中でコンピュータを使うことができたのは、5分間もなかったと思います。
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 子どもたちがみんな天井を見上げているのは、電気が来ると天井のファン(扇風機)が回るから。停電の多いネパールでは、電気はとても有難いものなので、電気が来ると「バッティ(電気)アヨ~(来た~)」と喜びの声があがります。
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 カトマンズでは十数時間停電が続くこともあるそうですが、電気が来るのを気長に待つしかありません。停電するとすぐに電力会社に苦情電話が殺到する日本・・・ 命に関わるのであれば落ち着いてはいられませんが、そうでなければ「なるようになるさ」という心のゆとりも、ある程度必要なのかもしれません。
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by yuka151a | 2012-05-22 20:55 | 学校・子ども

アイス

 久しぶりに村に帰ってみると、さらに暑くなっていました。学校から帰ったばかりの部屋の中は、34度(^^; レンガとコンクリートでできた家の最上階なので、屋上がやける上に、留守にする時は窓を締め切っているため、蒸し風呂状態です。

 村の人の話によると、5月が一番暑いらしく、6月過ぎたら雨季に入り、雨が降ると気温が下がるのだとか。去年の7月はカトマンズで過ごしたので、寒いぐらいだったのですが、ガジュリの7月はちょっと暑いかもしれません。でも、記憶では、去年一番暑い日でも35度位だったので、日本の教室よりは涼しいかもしれません。とは言うものの、クーラーがあるのは銀行だけですし、私の部屋には冷蔵庫もないので、逃げ場が無いのが恐怖です(^^;

 村で自転車に乗ったアイス屋さんを見かけるようになりました。朝、学校に着くと同時にアイスを食べている子もいますし、お昼のカジャ(軽い昼食)がアイスと言う子もよく見かけます。
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「お昼にビスケットを買うように言ってお金を持たせたのに、アイスを買って食べている」と先生に訴えに来る母親までいるのですが、「だったらお金を持たせるのではなく、ビスケットを持たせるべきだ」とさらりと返すサール(男の先生)の言葉を聞いてスカッとした気分になりました。

 これだけ暑いと仕方がないのかもしれませんが、アイスが昼食なんて・・・ もっともビスケットにしたところで、栄養はないでしょうが(^^;

 カジャを準備する余裕がない家庭の子も多いので、水だけ飲んで4時まで学校にいる子もザラです。家まで数時間かけて歩いて帰らないといけない子もいます。ネパールに来た頃は、10時から4時までしか授業をしないなんて・・・と思っていましたが、何も食べずに一日を過ごす子を考えると、仕方がないかもしれないなぁと思うようになりました。
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by yuka151a | 2012-05-18 20:25 | 学校・子ども