青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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カテゴリ:文化・生活・食べ物( 87 )

赤ちゃん

 久しぶりにパンが食べたいなぁとパン屋さんに行ったところ、「親戚に生まれた赤ちゃんの《お食い初め》の日なのでご飯を食べて行きなさい」と突然夕食をご馳走になることになりました。ネパールでは生後6ヶ月の頃、このお祝いをして、その後はご飯も野菜も何でも食べられるようになるのだそうです。

「食べられる」の意味が「可能」の意味ではなく、「許可」に近い意味のように使われていて、「もう明日から、大人と一緒の物だって食べられるんだよ」という説明をされるので、大丈夫なんだろうか・・・と少々不安でもあるのですが(^^; 助産師や栄養士の隊員の話を聞いても、離乳食という考え方はあまりないようです。

 ネパールの食事はとても美味しいのですが、ご飯の量が半端ではありません(^^; そして、お替わりをするのが礼儀で、「断る=美味しくない」と思わせてしまう雰囲気もあるので、薦められたら、ほんの少しだけでも頂くようにしています。特に今日は、お祝いの食事でもありますし。

 今日の主役の赤ちゃんを見せてもらったり、家族のみなさんとお喋りしていたら「さあ、上の階に行きましょう」ということになりました。なんと、上の階に住む大家さんにも6ヶ月になる赤ちゃんがいて、偶然にも同じ日に《お食い初め》のお祝いをされていたのです。
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 パン屋さんは家族だけが集まってお祝いされていたのですが、大家さんの家には、近所からもたくさんの人が呼ばれていて、赤ちゃんにもお祝い用の盛装が準備されていました。ネパールのお祈り、お祝いに欠かせない、ティカももちろんありました。
儀式の様子を見せてもらって、さぁ帰ろうとすると「ご飯を食べていって」と引き止められてしまいました(^^; ご飯を振舞うまでが、このお祝いの一連の流れのようです。

 つい10分前に食べたばかりで、一緒に来たパン屋さんもどうしたものかと困った顔をされたのですが、お祝いの席で、はなから断るわけにはいかず・・・有難く頂きました(^^; といっても申し訳ない、残してしまいましたが。

 はちきれそうなお腹になって、当初の目的のパン屋さんに向かったところ、店に入るなり「ドーナツができたてだよ。食べる?」って。いえいえ、何も入りません(^^; 2度食べたことを話すと、店の人達に爆笑されてしまいました。明日の朝食も食べ終えた気分です。
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by yuka151a | 2012-06-21 12:29 | 文化・生活・食べ物

カジャ当番

 暑い時期は食べ物が傷みやすいから、カジャ(お昼の軽食)は持って来れない・・・ と言っていたミス(女の先生)達ですが、最近お腹がすくよねぇ・・・とのことで、またまた持ち寄りカジャが始まりました。4月からミスがお1人増えたので、私も含めて7人です。

 冬の間は寒いので、職員室裏で日向ぼっこをしながら食べるのですが、今は暑いので、職員室のある校舎の3階に上がって食べています。

 日替わりで交代制のはずなのですが、私の作る料理は敬遠されているのか、私に負担させるのは悪いと思われているのか、私以外で順番を決められています。
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 時々パンやお菓子を持っていくのですが、ミス達が作るタルカリ(野菜)に敵うはずもなく(^^;
申し訳ないのですが、甘えっぱなしです。
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by yuka151a | 2012-06-20 12:21 | 文化・生活・食べ物

キラ(虫)

 今日はやたら部屋の中に「コオロギ(ネパール語でファテングラー)」がいます。

 夕方、学校から帰ってから窓を開けていますが、私の部屋にはサッシの網戸がついているので、網目をくぐれそうな虫ならともかく、折れ曲がった長い足のあるこおろぎは入って来れそうにありません。陽が落ちるまでは開け放していた入口の扉から入ってきたのかもしれませんが、すでに20匹近く捕まえて、まだ数匹いる状態でして・・・

 子どもの頃から虫は得意ではありません。特に絵本などで悪いイメージで描かれることの多い「カマキリ」はどうにも怖くて、今でも好んでつかまえる気にはなりません。昆虫ではないけれど、カマキリのようなはさみをもつザリガニや、モゾモゾ動くダンゴムシも、子どもの頃は見るのも嫌でした。

 そんな私ですが、教員に採用されて生活科を教えるようになると、ある程度の虫やザリガニが、なんとかつかめるようになりました。先生が「嫌い」なことを見せてしまっては、子どもは絶対に好きになれないので、「先生モード」のスイッチを入れることができるようになったのです(^^; 

 給食の時間も「先生モード」のスイッチをONにすると言う話をすると「教師の鑑だね」なぁんて言われますが、本当の鑑は心底好きなものを生き生きと伝えられる人であって、仕方なくスイッチONにする私は、まだまだ修行が足りません(^^;

 そんな私ですから、つかまえた部屋のコオロギは、もちろん即部屋の外です(^^; 観察しようなんて気持ちは、全く沸いてきません(^^; 同期隊員の部屋には、日本のより大きなゴキブリが出てくるそうですので、コオロギぐらい我慢しなくてはいけませんね。
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by yuka151a | 2012-06-18 19:16 | 文化・生活・食べ物

カフェ

 カトマンズで健康診断を受けた際、病院で、偶然同じ学校のサール(男の先生)に会いました。サールは持病があるらしく定期的に検査を受けているのだとか。「この病院はすごくいい病院だよ。ネパールの王族の人や、政府の要人達も来ている。だからお金も高い。」と言われるだけあって、清潔感あふれる立派な病院でした。

 先に病院にいった同期隊員から「受付横にあるカフェのパイが美味しかった」と聞いていたので、朝食抜きで検査に行った私達は、検査の後そこで食べて帰ろうと心に決めていました。立派な病院の中に併設されたカフェだけあって、美味しそうなメニューがズラリと並んでいますが、値段も街中のレストラン並みです。サールに見られたら・・・とも思ったけど、病院に来る前から心はパイだったので、意を決して食べたのですが・・・

 村に帰って学校に行くと、やはりその話題になっていました(^^; 「チヤ(紅茶)が100ルピーもするカフェに行ったんだって?」「何食べたの?」と驚愕の声で質問攻め(^^; 「検査の為に朝から何も食べれないから、検査が終わったら、あそこで食べるように言われてたんだよ」と説明すると、どうにか納得してくださったみなさんでした。そんなこともあろうかと、予め考えておいた言い訳を、本当に使うことになろうとは・・・

 サール達は日本で言う公務員ですが、月給は15000ルピー程度だと聞いています。日本に比べて物価が安いとは言え、家賃や食費、子どもの学費でほとんど残らないとか。共働きの家庭はそう多くはないのですが、学校での仕事とは別に店を開いている、つまり副業をしているサールも数名います。

 だから、日本人が若いうちに海外旅行に出かけるという話を聞くと、「どうしてお金が貯められるの」と疑問に思われるようです。

 教師という仕事に誇りを持てるだけの給料があれば・・・とも思うのですが、私立の給料よりは高額だと聞いているだけに、給料に見合った働きをしている人が一体どれほどいるのだろう・・・という疑問も残ります。なんとも複雑な心境です。
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by yuka151a | 2012-06-17 22:14 | 文化・生活・食べ物

マンゴー

 これは何でしょう。
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 そう、マンゴー(ネパールではアーンプと言います)です。いろいろな野菜を漬物にするネパールですが、このマンゴーも漬物としても食べるのだそうで、私の部屋の前で漬物作りが始まりました。

「あなたの包丁がよく切れるからちょっと貸して」と言われ、快く貸したのですが、漬物用のマンゴーは十分に熟れていないので実が硬い上に、真ん中の種を避けることなく切ろうとされるのです。日本から持参した包丁がいかに性能がいいとはいえ、種は切れないよ・・・と思っていたら、なんと握りこぶし2つ分ぐらいの石を持ってこられ、マンゴーにあてた包丁をガンガンと叩き始める・・・ 即行、包丁を返してもらったのは許されますよね(^^;

 数日間、日干しで乾燥させ、香辛料をまぶして保存しておくそうで、10月ぐらいに食べ頃になるのだそうです。どんな味になるのでしょう(^^)
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by yuka151a | 2012-06-13 19:47 | 文化・生活・食べ物

人海戦術

 朝からたくさんの人が村の清掃活動・・・ よく見ると、軍人さん達です。
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 200名近い人数で人海戦術体制ですから、両側の溝があっという間に綺麗になりました。
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 清掃活動をすることも大切なのですが、ポイ捨てをしないという習慣を根付かせなければ、イタチごっこが続いてしまいます…
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by yuka151a | 2012-06-05 04:12 | 文化・生活・食べ物

ラッシー

「ガジュリにラッシーが飲める店があるらしいよ」
という同期隊員からの情報!ラッシーは日本で言うヨーグルトドリンクみたいなものです。

 ガジュリで牛乳やヨーグルトを買うことのできる店は限られているので、目星をつけて行ってみると、ありました!! ヨーグルトとバナナと氷をミキサーにかけ、ココナッツを刻んだものが上に乗って出てきました(^^)1杯30ルピーと、瓶のジュースと同じ値段なのにもびっくりです。
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 チウラ(米をボイルしてから乾燥させ、炒ってつぶしたもの)にダヒ(ヨーグルト)をかけたカジャ(お昼の軽食)を食べている人もいました。

 ミス(女の先生)のお母さんの家で、育てている牛の牛乳で作ったダヒをご馳走になっているのですが、暑いこの時期、このチウラ&ダヒは、たまらなく美味しいです(^^)3食これでもいいほどですが、私の部屋には冷蔵庫がないので、ダヒの買い置きができません。残念。
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by yuka151a | 2012-06-02 18:35 | 文化・生活・食べ物

ククル

 大家さんのお宅にククル(犬)がやってきました(^^) 
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 いえ、正しい日本語(?)で言うなら「大家さんがククルを買ってきました」です。

 ネパールでは、道路で犬、アヒル、にわとり、ヤギなどが自由に過ごしているのをよく見かけますが、将来的に食料になるもの以外は、自然に生活している感じで、ペット感覚ではありません。

 でも、買ってきた犬は、正真正銘のペット! ネパールの犬に多いらしい「ラッキー」と命名されたこの犬、なんと私の家賃の4か月分の値段です(^^; まだまだ小さくて、あま噛みするので、できるだけ近寄らないようにしています。

 ネパールでは狂犬病に注意を払う必要があるため、既に予防注射は打っているのですが、万が一動物に噛まれたり、引っ掻かれたりするとカトマンズまで行って、追加の注射を打たなくてはいけないのです。おまけに、このラッキー、足元をチョロチョロ走り回るので、うっかり踏んでしまいそうなのも心配なところです(^^;)
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by yuka151a | 2012-05-29 22:28 | 文化・生活・食べ物

敗北・・・(^^;

 数日前から続いていたミス(女性の先生)との論争に敗北してしまいました。ミスの言い分ももっともなのですが、私には私の思いもあり、いつになく反論してきた私ですが、ついにミスの上手な論述に誘導され「NO」とは言えない日本人になってしまいました。

 ・・・って、何についての論争かと言いますと「高野豆腐」(^^;

 先月、母が送ってくれた高野豆腐を調理してミスに食べてもらったところ、「ネパール人の口には合わない。でも、ネパールの味付けにしたら美味しいから、私が調理して食べさせてあげる。」と言われたのが事の発端。ネパールにも「マショウラ」という大豆から作る乾燥させた食材があり、タルカリ(野菜)と一緒に調理することがあります。村では手に入らないけど、カトマンズなどでは豆腐も売られているので、ミス達は高野豆腐のことを「スケコ豆腐(乾燥した豆腐)」と呼び、いたく気に入ったようだったのです。

 ミスの料理は確かに美味しいのですが、私としてはせっかくの高野豆腐は日本の味付けで食べたいわけでして、ネパールの味付けにするのならマショウラを使えばいいのに・・・と思うのですが、ミスと話していて「スケコ豆腐はまだある?」と暗に高野豆腐を要求しているような会話になることがしばしばあり・・・

 お世話になっているミスですが、高野豆腐も山ほどあるわけではないので「私は日本の味付けで食べたい」とやんわり断り続けていました。でも「今夜はうちで一緒にご飯を食べよう。ロティーとタルカリを作るよ。だからスケコ豆腐を持ってきて。私の提案は気に入らない?」とまで言われてしまい、降参したのでありました(^^; 

 ガジュリの村は外国人が出入りする地域ではないので、いい意味で援助慣れしておらず、配属先からも物やお金を要求されることはありません。でも最近、ミスや近所の人と話をしていると「ギフト」という言葉が時々出てきます。日本から自分達に何か送られてくることを期待しているようなのですが、あからさまに言われると渡したくなくなってしまうのは、私の心が狭いのでしょうか。そして、ご近所さんがみんな知り合いのような小さな村では、一部の人だけに渡すことは難しいわけでして・・・まぁ、良い方に考えると、思っていることを素直に言葉にする正直な人達とも言えるかもしれません。

 ミス達が、あまり着なくなった服を、貧しい人に譲ってあげているところを、何度か見かけたことがあります。畑で取れた野菜も近所の人や私にも分けてくださいます。村の生活は、みんなで助け合う、お互い持ちつ持たれつ・・・という気持ちが至るところで感じられます。私も日本には持って帰れない荷物を、使ってくれる人に渡して帰ろうとは思っているのですが、誰に何を置いて帰ったらよいものか・・・ 
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by yuka151a | 2012-05-24 22:03 | 文化・生活・食べ物

白玉団子

 白玉団子に黒豆黄粉をかけて、近所のみなさんにご賞味いただきました。
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「日本のお菓子だよ」と持っていくと、3歳の男の子がさっそく「食べる!」と興味を持ってくれました。が、二口食べてポイッ(^^; 大人のみなさんも、「日本の」の時点でもう受け付けない人もいますし、「せっかく作ってくれたんだから」と恐る恐る手を伸ばす人、口に入れて何ともいえない表情をしている人、「ありがとう」と一つ取り他の人に押し付けている人、「美味しいよ、この粉」と黄粉ばかり舐める人も(^^;

 これまでに、マヨネーズ味のポテトサラダ、カレー味のお好み焼き、かぼちゃの煮物、高野豆腐、大根菜を醤油で炒めたもの・・・と、日本の料理を紹介してみたのですが、どれも満足な評価はいただけません(^^; 腕のいい人が作ったものであれば、もっと美味しく召し上がってもらえるのかもしれませんが、村のみなさん、他の味を受け入れる気持ちもあまりないようです。

「日本人って野菜を湯がいて食べるんだって。油や塩はあんまり使わないんだって。だから健康で長生きできるんだね。でも美味しくないよね。」という会話、何度聞いたことでしょう(^^; 日本の食材は大事に使いたいものの、なんとかしてネパールのみなさんに「美味しい」と言わせたい!と考える今日このごろです。

 ちなみに私の大好きな「オタフクソース」には原材料の一部として豚肉が使用されているため味わっていただくことができません。残念(><) 大家さんいわく「豚肉を食べてしまったら、舌を切らなくてはいけない」とのこと。それぞれの宗教・習慣ですから仕方ありません。
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by yuka151a | 2012-05-23 21:01 | 文化・生活・食べ物