青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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学校にあるものなどなど

 今年はうるう年。日本の所属校に、今日が誕生日の子がいます。毎年以上に、みんなからお祝いの言葉をもらっていることでしょう(^^)

 子どもの頃から「2月29日生まれの人は、いつ誕生日をおいわいするんだろう?」と疑問に思っていたのですが、よく考えれば、私も誕生日の日にお祝いしてなかった気がします(^^; 姉と2週間違いだったので、どっちかにまとめられていたような・・・

 さて、食べ物事情に続き、学校や村で見かける色々なもの。
 日本でもありますが、教師用コンパス。サイズはちょっと小さめです。
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 出勤簿は毎日サイン。土曜や休日も自分で書き込む必要があります。
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 6年生にバレーボールを指導するサール。生徒は50人位いるのですが、ボールは2つです。
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 4・5年生はカバディを習ってます。
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 まだまだ寒い日の休み時間は、校庭に座るサール達。
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 ノートを校庭に座るミスのところまで持ってくる生徒達。
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 学校ではないけど…
 最近ガスが手に入らなくなったと、手作りの釜でロティーを焼く日もあるそうです。
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 音楽が聞こえると、遠くからも人が集まる結婚式。
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 周りの人は、結婚を喜ぶというより、結婚式を楽しんでいるようにも見えます。
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 さてさて、私の行く学校には、こんなものもあります。
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長崎のグラバー邸のようですが、これを見つけられたら幸せになれるかも(^^)
幸せになりたい方、ぜひガジュリにお越しください!
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by yuka151a | 2012-02-29 22:55 | 学校・子ども

最近の食べ物事情

 12月にオープンした近くのパン屋さん。このところ、新作品が増えつつあります。昼の3~4時に焼きあがることが多く、とてもいい香に、思わず足が向いてしまうこともしばしば(^^)
ココナッツ味のパウンドケーキ、フワフワして美味しいです!
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 ミスが持ってきてくれたカジャ(お昼の軽食)。チウラやピーナツが混ぜてあるなかに、ダニヤ(パクチー)の刻んだのも入っています。ダニヤって、日本に住んでいるときは、食べられなかったものの一つなんですけどね(^^;
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 村にはもう、バナナのなっている木が見られます。
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 そして料理もいろいろ試しています。
 スパイスから作ったカレー!私の苦手な玉ネギですが、多く入れるほど美味しいです(^^;
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 この私が、ピーマンを使った料理を作るようになるなんて・・・
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 ミスの畑で間引きされた大根の葉っぱから作りました!砂糖に醤油、ゴマを入れて炒めたものなのですが、ミス(女の先生)から「ちょっと食べさせて」とリクエストされました!
「砂糖入りのサーグ(青菜)だぁ」と興味本位で食べてくれましたが、感想は「お菓子みたい」って。
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 ヒガシマルのうどんだしをもらったので、小麦粉からうどんを打ってしまいました(^^)
野外活動でうどん作りをしたのが、ここで役立つとは!人生、何でもやっておくものですね。
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 そして煮豆!
自分で煮豆を煮たのは人生初です!私って天才!嘘です。圧力鍋のお陰です(^^;
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「かもめ食堂」の小説読んで、映画を見たら「おにぎり」が食べたくなりました(^^)
おにぎりの隣にあるものは大根を干して作った「ハリハリ漬」(と私は呼んでるしわしわの漬物)
ダディンは暑いので、天日に干したら1日でカラッカラ。酢と醤油、昆布を入れて出来上がり!
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 日本で開かれた協力隊留守家族会に参加し「うちの子は料理ができない、育て方を間違えた・・・」と喋ったらしいうちの母に、いつか食べさせたいと思います(^^;
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by yuka151a | 2012-02-28 22:51 | 文化・生活・食べ物

ストライキ

 さぁ、今日は隣村のアダムタールでタリム(研修会)だ!
と、朝からバスに乗って出かけたのですが・・・ 心なしか、学校に向かっている子どもが少ない・・・
私服のまま、家先に座っている子もいる・・・ なぜ?

 学校に着き、同期隊員に会って理由が判明しました。なんと、先生達がストライキをして今日は学校がビダ(休日)になったのだとか。昨日開かれた、先生達の集会で、警察官が先生に暴力を振るったらしく、それに抗議してのストライキでした。

 ということで、タリムは期日未定の延期(--;拍子抜けです。中には情報を知らずに学校まで来ている子どももいるわけでして・・・
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by yuka151a | 2012-02-27 18:17 | 学校・子ども

日本食 ~餅~

 ミス(女性の先生)と一緒に餅を食べました。そう、日本の餅です。

 3年生のネパール語の教科書に「かさこじぞう」の話が載っているらしく、以前から「餅ってどんなの?」と聞かれていたので、ぜひ一緒に食べようと、ずっと前から話していたのが、今日やっと実現しました。

 餅は米から作られていること、お正月などによく食べられること、よく噛む必要があること、いろいろな味で食べられることなどを、餅を焼きながら話しました。
 
 ロティーを焼くときの様子に似ているので、ミス達もわくわくしながら見ているのですが「甘くもなく、辛くもない」というのが想像できないらしく・・・ ちなみに、今日は黒豆の入った豆餅でしたので、餅そのものの味をご賞味いただきました。
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 食べた感想は・・・ 「ん~、美味しい・・・」いえいえ、顔はそうは言っていません(^^; 
でも、膨らんでいく様子を楽しんでくれました。
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by yuka151a | 2012-02-26 21:48 | 文化・生活・食べ物

時計の学習

 ネパールでは土曜日が休日なのですが、今日は突然出勤日となりました。なんでも明日の日曜日、ネパール中の先生がカトマンズに集まる会があるらしく(説明を聞くと、メーデーみたいな感じがしました)、学校で教えないで来てはいけないとの通達があったので、急遽、日曜の授業を土曜に振替えることになったのだそうです。

 私たちも木曜に聞いたばかりだったのですが、児童への連絡はなんと昨日。それも先生宛ての通達文を子どもに読んで聞かせて「だから土曜は学校で、日曜が休日だよ」と口頭で伝えるだけなのです。手紙が配られるわけでもない上に、前日の連絡・・・ 何人の子が登校してくるんだろうと心配したのですが、まったくの杞憂(^^; 数人の欠席はあるものの、ほぼ全員揃っていました。ネパールの人達は前もっての計画をする習慣がないものの、突然の変更には柔軟に対応できるおおらかさがあります。

 2年生は昨日に引き続き、お金の学習。私たちが普段使っているのは「NRs:ネパールルピー」なのですが、その下に「Paisa:ポイサ」と呼ばれる通貨があるのだそうです。

 1NRs=100Paisa だそうで、今日はその換算の学習。とは言うものの、かけ算九九を覚えていない2年生に「3NRs=3×100=300Paisa」という式は無理だと思いませんか。2年生の算数の先生もきっと、無理だとは思いながらも、教科書通りに教えておられるのでしょう。

 もう、こうなったら勘で覚えさせるしかありません。1×100=100、2×100=200、3×100=300・・・と並べて書いて尋ねていったら、ピンと来る子が徐々に増えてきました。かけ算の理屈はわかっていないのでしょうが(^^; PaisaからNRsへの換算も前後の流れで、なんとなぁくできるようになった子ども達でした。でもこのPaisa、私は一度も見たことはありません。どれぐらい流通しているものなのでしょう。

 3年生の教室へは、キャンパスから来ている実習生と一緒に行きました。ここでは、実習生に対する指導は特にありません。実習生が担当する時間の先生は、空き時間になるだけです。昨日の時計の学習は、どうにもならなかったので、今日はまた1からやり直し。ホワイトボードに時計盤の数字と短針だけを黒ペン書いて「何時」を言う練習を繰り返した後、今度は赤ペンで長針と分を表す数字だけにして「何分」の練習をしました。3年生はかけ算の5の段を覚えている子が多いので、そことも関連させながら一人ずつに言わせたり、全員で言わせたり、5の段を唱えさせたり・・・

 初めのうちは、やはり時計盤の数字を見て「1時15分」を「1時3分」と読む子が続出だったのですが、何度も繰り返したのと、黒・赤で色分けして書いたのが功を奏したようでした。次第に正しく読める子が増えてきたところで、子どもたちへ時計シートを配ります。この時計シート、先日、先輩隊員さんに譲ってもらったものなのですが、ラミネートしてあるので、水性マジックを使うと何度でも書き直すことができます。

 正しく読めるようになったものの、自分で書かせてみると針の長短の区別をつけていなかったり、針が中心から出ていなかったりする図を書く子がたくさん。でも、自分の手で操作するのは楽しいらしく、すっかり夢中になって勉強する子ども達でした。

 実習生はネパール語が専門らしいのですが、私の補助をしてくれて、とても助かりました。教材の使い方とか、授業の進め方とか、少しでも参考にしてもらえるように、しっかり準備しなくてはいけないなと思いました。ネパールの先生方に日本の指導法を伝えるのが私の仕事ですが、将来先生になろうと考えている学生達に伝えていくことも一つの方法だなと考える今日この頃です。

 実習生と言えば・・・時計を指導する時に「メモリ」というネパール語を知りたかったので、先生達に尋ねたところ、懇切丁寧に教えられてしまいました。何をって・・・・ 時計の読み方を(--; 

 何度「それは知っている」と言っても、「スンヌスナ(聞きなさいな)」って説明が続く・・・まだまだ私は実習生のように思われてしまっているようです。
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by yuka151a | 2012-02-25 21:35 | 算数

寒さ対策グッズ

 小包が届きました!寒い生活を心配してくださった日本の職場の先輩が、ヒートテック等などを送ってくださったのです。1月23日に日本から発送され、ダディン郡のダディンベシ(私の村からバスで1時間程離れた、郡庁のある町)に届いたのが2月13日、そしてやっと私の手元に・・・ それでも、途中で無くなる手紙や小包があるのですから、長~い旅をしてきた荷物たちに感謝です(^^)

 学校の子ども達も、寒いときはマフラーをしたり上着を着たりして授業を受けています。
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 素足にサンダルという子も多いのですが・・・ 靴は高価なのです。
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 ネパールの家はレンガを積んで、コンクリートを塗った壁で囲まれているので、部屋の中は深々と冷えます。壁に背中をつけて座るなんてできません(^^;
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 ちなみにこれが、ネパールで家や建物を建てている様子です。
 竹で足場を組んで命綱はもちろんなし・・・ 
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 屋上には、建て増しができるように柱の部分だけ突き出している家をよく見かけます。
 鉄筋が入っているのは、たぶんここだけ(^^;
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 床もコンクリートなので、そのままでは座っていられません。私は、厚さ1cmぐらいのウレタンマットを2枚重ねて敷いています。ウレタンマットは、寒い季節になると店先でロール状で置かれるようになって、好きな長さを買えます。ヨガマットみたいなものです。
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 そんな冷え込む家ですから、寝る時の必需品は寝袋と湯たんぽ!
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 本当に寒い夜は、パソコンしている時も寝袋に半身入っている状態で、私の宝物です(^^)

 ちなみに、ネパールの人達は焚き火をして暖をとります。
 停電の時間帯は、村のあちこちで焚き火が見られ、みんな火を囲んでお喋りしています(^^)
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by yuka151a | 2012-02-21 20:18 | 文化・生活・食べ物

ヒマール!!

 見えました! ガジュリの村からヒマールが見えたのです!!

 ヒマールというのは、頂上に雪が積もっている山で、乾季の空気が澄んだ日は、!ネパールのあちこちでヒマールを見ることができるのですが、私の住んでいるガジュリバザールは雪は積もらない低めの山に囲まれた地域なので、どんなに天気が良くてもヒマールを見ることはできませんでした。

 今日は、同じ学校のミス達(女の先生)と一緒に、ガジュリバザールの南側の山に、プジャ(お祈り)をしに行きました。大家さんの22歳になる次男さんが昨日行ったのですが、あまりの足の痛さに家に帰り着いてすぐ寝てしまったと聞いていたので、どんな山道なのか、少々不安になりながら出発しました。
朝6時半に出発するよ!と言われていたので5時半起きだったのですが、実際6時40分には電話がかかってきました。プジャの時は、ネパール人は時間に正確です(^^)

 20分程度ハイウェイを歩き、いよいよ山道にさしかかりました。ミス達も、いよいよだよという意味の言葉をつぶやき始めたのですが、そこに荷台が空のトラックがやってきたのです!なんて運が良いのでしょう! さっそくトラックに乗せてもらい、山道をぐんぐん登り始めました。10分近くは乗せてもらったと思います。おかげで、随分上まで上がることができました。
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 やっと朝日が射し始めたものの、辺りは霧に覆われていて、なんとも幻想的な光景です。
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 30分近く歩くと、太陽もすっかり上がり、空や山の頂がはっきり見えるようになりました。
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 下を見下ろすと雲海が広がり、今歩いてきた山も霧に埋もれています。
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 小学校で習った「ふじ山」の歌を思い出しながら、ふっと後ろを振り返ると・・・ 遠くの山の後ろに、ちょこんとヒマールの頭が見えたのです! ガジュリでは絶対に見ることができないと思っていただけに、かなりの感動ものでした。驚きの声を上げながら写真を撮り続ける私に、「上まで行くともっと見えるよ」とミス達。俄然、登る気満々になったのは言うまでもありません(^^)

 村の人達は「日本人は山を歩きなれていないから」と私の足をいつも心配してくれるのですが、ミス達は私よりもちょっぴり太めなのでゆっくりペースで上がることができます。今日も、途中で休みながらゆっくり上がっていきました。

 いくつかの集落を通るたび、ここに住んでいる人はいつもこの道を往来しているんだなぁ、学校の巡回指導が始まったら私もこうやって毎日登るのかなぁなんて考えながら歩くこと1時間。目指すマンディール(ほこら)に到着しました。
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 ヒンズー教のお寺は清めた裸足で入るので、今日は外から見学。3人ともプジャの道具とお供えを持参されていて、近くの水道で準備を整えました。1人のミスは経本も持参されていてお経を唱えます。
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 2つのマンディールでプジャを済ませた後、少し先まで行くと、辺りを遮る木々がなく、ヒマールが見渡せる所に出ました。上がってくる途中は2~3のヒマールが見えるのだと思ってましたが、陽が上がると、それらがずっと繋がっているのがはっきりと見えます。
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 あまりにヒマールが多いからか、ミス達もどれが何と言う山かはご存知ないようでした。国土が広くないとは言え、こんなに離れた位置からも見えるのは、世界最高峰ならではだと実感です。雨季になるとここへはとても登ってこられないそうですが、いつかまた登る機会があるといいなと思いながら帰路についたのでした。
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 手前の山の下に広がっているのが、私の住んでいるガジュリバザールです(^^)
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by yuka151a | 2012-02-19 21:30 | Nepal

ひろしまのピカ

 2月も半分が過ぎました。日本では年度末に向けて、様々な書類に追われている時期だと思います。それなのに、今日からまさか、まさかの5連休。例によって、何かのプジャ(お祈り)の日が続くということでした。

 近所の私立学校に通う7年生の女の子が「日本のことが教科書に載っていたよ」と教科書を見せてくれました。英語の読み物教材の教科書で「HIROSHIMA no PIKA」という話でした。1日貸してあげるといってくれたので、部屋に持ち帰って読んでみたのですが・・・
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 題名から想像できるように、広島の原爆の話でした。1945年8月6日、午前8時15分に原子爆弾が投下されたこと、その日は雲のない晴れた日だったこと、あちこちに火があがり川に向かって逃げたこと、黒い雨が降ったこと・・・ 
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 いくつか知らない単語があるものの、広島の話だけに前後の脈略で読めました。が、次の文章は・・・

Mii never grew after the day. Many years have passed, and she is still the same size, she was when she was seven years old. “It is because of the Flash from the bomb,” her mother says.

7年生の教科書なので、10歳過ぎの子どもが想像し易いように脚色したのかもしれませんが、みいちゃん(女の子)以外の子どもも、みんな成長しなかったと勘違いされかねないなぁと思いました。
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 教科書に書かれている挿絵は、いくぶんネパールっぽいので、機会があったら広島の川や灯篭流しの写真を見せたいなと思います。教育キャラバンのメンバーで、平和学習もしたいねと話してはいるのですが、子ども対象だと、どこまで踏み込めるか、いえ、どこまで踏み込んでいいものか配慮が必要かなと考えています。
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by yuka151a | 2012-02-18 19:58 | 学校・子ども

グラフ&時計

 2年生の算数、年度終わりが近づき、まだまだ残っている単元があるので、毎週のように新しい単元に入らざるを得ません。かけ算を始めて間もないのにもう二桁のかけ算になり、九九を覚えていないのにわり算、そしてわり算の筆算・・・ 

 グラフの時間は罫だけのノートに自分でメモリを書かないといけないのですが、メモリの意味はわかっていないので黒板に書かれたグラフをまるで絵を写すかのように書く子どもたち。もちろん、罫を無視してのメモリです。グラフの書き方と読み方を指導するなら、まずは1桁の数値で十分だと思うのですが、「犬35、猫29、ネズミ16」のように、大きな値なのです。

 サール(男の先生)が不在の日に、まずは数を○で表す方法でグラフを書かせることにしました。もちろん少ない数値で。黒板に文字が書けるのを喜ぶのは、日本もネパールも同じです(^^) 
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 わかっていようが、わかっていまいが「マ アウンツ(私ができます)」と叫び続ける子ども達。何度か繰り返すうちに、要領をつかむ子が増えてくるのですが、先生に叱られないことだけを考えて、その場を上手く潜り抜ける、という悪しき習慣がついてしまっているのか、じっくり考えるということが苦手な子がたくさんです。そして、次の日には、半数以上の子がほぼ全てを忘れ去っていて、悲しいことにまた1から教えなくてはいけません(--; スモールステップの指導と、反復練習が本当に大切であること・・・ 書き終わった子の満足そうな笑顔を見ると、さらにそれを実感します。
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 隣の子のノートを写すだけの子どももたくさんなので、一人ずつにグラフの問題を作って持参したのですが、昨日から、もう次の単元になってしまいました。時計です。

 サールは職員室から時計の模型を持ってきて、針を動かしながら指導されるのですが、「時」「分」を同時に指導されるので、子ども達、全くわかっていない様子。・・・と、後ろから見る私は思うのですが、サールが「分かりましたか?」と尋ねると「分かりました」と言うので、どんどん問題が難しくなるばかり。

 黒板に書かれた時計をノートに写すと、分かっていないことが一目瞭然。「分」のメモリが好きなだけ書かれていました(^^; つまり、時計盤の1~2の間、5分間の間にメモリが6つも7つもあるのです。サールの書く時計も、真上から90度進んだ辺りで20分のメモリになる始末・・・ 

 というわけで、サールにお願いして、今日は私が授業をしました。時計の模型を使って、針は2種類あること、数字は書いてないけど、小さなメモリが分を表していることを指導し、ラミネートされた時計盤の用紙と水性マジックを子ども達に配りました。配った時計盤は「分」のメモリにも1~59まで数字が振ってあります。

 サールも私の言葉を補ってくださって、時計の仕組みを説明するのですが、女の子達はやはり理解できないようでした。もっとも、腕時計をして学校に来ている子もいるのですが、教室には時計はありません。学校にはチャイムのように鐘を鳴らす仕事をされる方がおられるので、1日の生活は全て鐘が合図になっているのです。日本の子どもたちもそうであるように、時計は一足飛びに理解できるものではなく、長い時間をかけて、生活の中で身につけていくべきものだと思います。だから、身の回りに時計がないところでは、なかなか定着させるのは難しそうです。
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by yuka151a | 2012-02-17 22:52 | 算数
 隣村の先輩隊員さん、ダディン郡での2日間のタリムに引き続き、カトマンズ盆地内の別の学校のタリムの講師をされました。タリムの様子を知らせる電話をくださったのですが、同じネパールで、こんなにも温度差があるとは・・・ということを痛感されたようでした。

 何より驚いたのは、子ども達が「算数のノート」に丁寧に文字を書いていること。ガジュリの学校の子ども達の半数以上は自分でノートを買えません。だから学校のテストの時に使っている、罫の入った用紙をホッチキスで止めたものを配ってもらって使っています。ノートを買って来る子も、1冊だけを持参するので、どの子も全教科共用のノートです。

 今日行かれた学校では、算数は算数だけの、それも私たちが推奨しているマス目のノートが使われていて、マスの中に丁寧に文字が納まっていたのだそうです。些細なことかもしれませんが、そこをきちんと指導しているかどうかというのは、重要なことなのだとネパールに来て改めて感じます。

 そして、研修会の開始予定時刻には参加する先生方が集まっておられ、研修にも前向きな姿勢だったのだとか。教材用に準備した用紙が残っているのを見て「別の使い方を思いついたのでそれが欲しい」「今日来ていない先生に持って帰りたい」と声をかけられたそうです。

 隣の芝生は青く見える・・・かもしれませんが「他の指導方法を知りたい」「分かりやすく教えたい」「研修会をして欲しい」というニーズがあるところで働けたらなぁと思わずにはいられませんでした。
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by yuka151a | 2012-02-16 20:49 | JOCV