青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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 今年度初めてのタリム(研修会)

 今回は1年生に算数を教えている先生方が対象で、「0~10の数の表」の掲示物を作成した後、「良い数字の書き方の指導」「文章題の指導」について話をしました。研修の内容は大人、それも先生から見れば「あたり前」と思われる内容なのですが、子どもの立場になって考えてみて、じっくり時間をかけて指導して欲しいという思いがあって、研修内容を決めました。

 今日参加した先生方、熱心な雰囲気の先生が多く、こちらからの問いかけに積極的に返事が返ってくるし、前で発表するように指名すると、意欲的に出てこられる先生ばかりでした。作業のスピードも速ければ、絵も書き慣れておられて、教材づくりもとてもスムーズに進みました。

 20人の参加者で、半数以上が女性というのも、去年とは違っています。教科担任制で授業をしていることの多いネパールなのですが、クラス担任制をとっている学校も半数以上ということに驚きました。

「教科担任制とクラス担任制、どちらが好きですか?」と尋ねると、勢い良く手を挙げたミス(女の先生)が、「1日同じ子どもたちと過ごしていると、子ども達が好きになって、大切にしようと思うようになる」と発言されました。

 先生によっては、全ての教科内容を理解されていない方もいるので、クラス担任制の課題もあるのですが、子ども一人ひとりの個性がわかり、個に応じた指導ができるという点ではいいことなのではと感じます。

 研修会の終わりには、いつもアンケートを書いていただいているのですが、もちろんネパール語で書かれていますので、これを解読するのが研修会後の一仕事でもあります(^^;
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by yuka151a | 2012-05-31 19:32 | 算数

ゴミ箱

 職員室に積み上げられていたプラスチックの大きな容器が、突然屋外に運び出されました。そう、年度当初にお願いしていた、各クラス用のゴミ箱を設置してくださったのです。
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「ごみは私に」というメッセージを外側に貼り、学年・組も書いて配られました。何を話しても「フンチャ、フンチャ(いいよ、いいよ)」と言うものの、なかなか行動に移らないことが多かったのですが、このゴミ箱設置の動きはとても素早かったです。

 ただ置くだけに終わらないよう、私も何かしら考えなくてはと思います。
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by yuka151a | 2012-05-30 21:30 | 学校・子ども

ククル

 大家さんのお宅にククル(犬)がやってきました(^^) 
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 いえ、正しい日本語(?)で言うなら「大家さんがククルを買ってきました」です。

 ネパールでは、道路で犬、アヒル、にわとり、ヤギなどが自由に過ごしているのをよく見かけますが、将来的に食料になるもの以外は、自然に生活している感じで、ペット感覚ではありません。

 でも、買ってきた犬は、正真正銘のペット! ネパールの犬に多いらしい「ラッキー」と命名されたこの犬、なんと私の家賃の4か月分の値段です(^^; まだまだ小さくて、あま噛みするので、できるだけ近寄らないようにしています。

 ネパールでは狂犬病に注意を払う必要があるため、既に予防注射は打っているのですが、万が一動物に噛まれたり、引っ掻かれたりするとカトマンズまで行って、追加の注射を打たなくてはいけないのです。おまけに、このラッキー、足元をチョロチョロ走り回るので、うっかり踏んでしまいそうなのも心配なところです(^^;)
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by yuka151a | 2012-05-29 22:28 | 文化・生活・食べ物

新校舎

 今年度、1~3年生の教室が新しくできた建物に移動することになりました。
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 部屋の両側が大きな窓で、冬の寒さが心配なものの、とても明るいです。広さが半分以下になり、ぎゅうぎゅう詰めではありますが、目も届けば手も届くので(^^;、低学年を指導するには使い勝手のよい教室です。
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 昨年度から頓挫していたトイレ・水道工事もようやく再開しています。前述の建物も、実は私がここへ来た頃には出来上がっていたのですが、内装工事がされないまま中断していたようです。

 そういえば、約1年前に完成したという大家さんの家も、今になって西側の壁の塗装工事が始まりました。
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外壁にコンクリートを塗る作業なのですが、竹で組んだ足場を設置するために、なんと壁に穴をあけてしまいました(^^; 壁の強度に影響はないのでしょうか・・・
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 予算等の関係で、一気に工事を終わらせられなかったのかも知れませんが、先を考えて作るということをしないのだろうか・・・と、やはり疑問に思います。

 ちなみにこちらは、今年の4月から、うちの学校で働き始めたサール(男の先生)の宿舎です。
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 JICAの方の話によると、学校から要請が出されたとき、ここにできる部屋をボランティアに提供するとのことだったとか・・・ 学校の門に隣接した建物の2階なのですが、トイレや水道は学校のものを使わなくてはいけないし、休み時間にはドアの前が生徒の憩いの場になってます。
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 ここについては工事が終わっていなかったことを、ただただ感謝です(^^;
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by yuka151a | 2012-05-27 21:09 | 学校・子ども

今度は

 パソコン、CDプレーヤーに続き、今度はカメラが故障(T_T) カメラは明らかに本体の故障なので、治るかどうか心配です・・・ 

 どうしてこうもまぁ、いろんな物が壊れるのでしょう・・・ 
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by yuka151a | 2012-05-26 20:07 | いろいろ

 午前6時、3階に住む3人姉弟がやって来ました(^^; 昨日の夕方「明日、学校で絵を描くコンペティションがあるから。絵の描き方を教えて」と訪ねてきて、今朝も続きがしたいとのこと。とても残念なことは、教科書や写真を見ながら描き写すのが「絵を描く」ことだと思っていることなのですが、コンペティションは明日だと言うので、そこを説得する時間はありませんでした。

 9年生の長女はサガルマタ(エベレスト)の絵葉書を、7年生の二女はサラスワティーというギターを手にした女の神様(弁財天)の絵を、4年生の長男は教科書に描かれている馬の挿絵を描こうとするのですが、絵を描く授業などないらしく、どこから書き始めてよいのかも思い浮かばず、下の2人に至っては「アウンダイナ、アウンダイナ(できないよ、できないよ)」と口から出るのは泣き言ばかり。

 サガルマタは雪に覆われているので、鉛筆だけで濃淡をつけて描いてみようということになり、鉛筆は斜めに寝かせて描くことや、鉛筆で塗った後、指でこするとぼかせることを教えました。その後、「サガルマタもいいけれど、ここから自分の目で見える風景を描くのがもっといいよ」と話すと、ちょっと興味を持ったようで、ベランダに椅子を置いて描き始めていました。

 絵を描き慣れていない子にとって人物画、それも神様の絵は細かい描写が多すぎて、とても大変です。まずは全体のバランスを見て、頭・ボディ・手足をそれぞれどの位置に、どの大きさで描くかをイメージする必要があることを教えました。私としては、気に入った部分から好きな大きさに描き進めていき、画用紙からはみ出す絵を描くのが好きなのですが、神様の絵ということなので、そうそう自由にはできず(^^; 実際の人間を見ながら、頭より肩幅が広いこと、肩から肘、肘から手首までの長さが同じぐらいであることを確認させると、納得して夢中になって描いていました。

 1本1本馬の足を、とてもリアルに描いた長男でしたが、前後の重なりというものを理解していません。4本が横に並んだようになってしまうので、挿絵と自分の絵を比べてみるように話すと、しばらく見つめて気付いたようでした。

 3人がベランダで一生懸命絵を描いている姿は、本当に微笑ましかったです。さてさて、コンペティションはどうなったのでしょう。今度、尋ねてみることにします。

 ちなみに、朝6時だろうが何時だろうが、ふらっと近所の家を訪ねるのは、村ではごくごく自然なことなので、日本のように「そんな時間に行くなんて」と親に叱られることはありません(^^; 「日本人はおいでって呼んだ時にしか来ない」とまで言われるぐらいです。「日本は相手の都合を尋ねてから家に行くのがマナーだから」とさりげなくアピールするのですが、私の「突然来ないでオーラ」はネパール人には届いていないようです(^^;
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by yuka151a | 2012-05-25 20:05 | 学校・子ども

敗北・・・(^^;

 数日前から続いていたミス(女性の先生)との論争に敗北してしまいました。ミスの言い分ももっともなのですが、私には私の思いもあり、いつになく反論してきた私ですが、ついにミスの上手な論述に誘導され「NO」とは言えない日本人になってしまいました。

 ・・・って、何についての論争かと言いますと「高野豆腐」(^^;

 先月、母が送ってくれた高野豆腐を調理してミスに食べてもらったところ、「ネパール人の口には合わない。でも、ネパールの味付けにしたら美味しいから、私が調理して食べさせてあげる。」と言われたのが事の発端。ネパールにも「マショウラ」という大豆から作る乾燥させた食材があり、タルカリ(野菜)と一緒に調理することがあります。村では手に入らないけど、カトマンズなどでは豆腐も売られているので、ミス達は高野豆腐のことを「スケコ豆腐(乾燥した豆腐)」と呼び、いたく気に入ったようだったのです。

 ミスの料理は確かに美味しいのですが、私としてはせっかくの高野豆腐は日本の味付けで食べたいわけでして、ネパールの味付けにするのならマショウラを使えばいいのに・・・と思うのですが、ミスと話していて「スケコ豆腐はまだある?」と暗に高野豆腐を要求しているような会話になることがしばしばあり・・・

 お世話になっているミスですが、高野豆腐も山ほどあるわけではないので「私は日本の味付けで食べたい」とやんわり断り続けていました。でも「今夜はうちで一緒にご飯を食べよう。ロティーとタルカリを作るよ。だからスケコ豆腐を持ってきて。私の提案は気に入らない?」とまで言われてしまい、降参したのでありました(^^; 

 ガジュリの村は外国人が出入りする地域ではないので、いい意味で援助慣れしておらず、配属先からも物やお金を要求されることはありません。でも最近、ミスや近所の人と話をしていると「ギフト」という言葉が時々出てきます。日本から自分達に何か送られてくることを期待しているようなのですが、あからさまに言われると渡したくなくなってしまうのは、私の心が狭いのでしょうか。そして、ご近所さんがみんな知り合いのような小さな村では、一部の人だけに渡すことは難しいわけでして・・・まぁ、良い方に考えると、思っていることを素直に言葉にする正直な人達とも言えるかもしれません。

 ミス達が、あまり着なくなった服を、貧しい人に譲ってあげているところを、何度か見かけたことがあります。畑で取れた野菜も近所の人や私にも分けてくださいます。村の生活は、みんなで助け合う、お互い持ちつ持たれつ・・・という気持ちが至るところで感じられます。私も日本には持って帰れない荷物を、使ってくれる人に渡して帰ろうとは思っているのですが、誰に何を置いて帰ったらよいものか・・・ 
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by yuka151a | 2012-05-24 22:03 | 文化・生活・食べ物

白玉団子

 白玉団子に黒豆黄粉をかけて、近所のみなさんにご賞味いただきました。
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「日本のお菓子だよ」と持っていくと、3歳の男の子がさっそく「食べる!」と興味を持ってくれました。が、二口食べてポイッ(^^; 大人のみなさんも、「日本の」の時点でもう受け付けない人もいますし、「せっかく作ってくれたんだから」と恐る恐る手を伸ばす人、口に入れて何ともいえない表情をしている人、「ありがとう」と一つ取り他の人に押し付けている人、「美味しいよ、この粉」と黄粉ばかり舐める人も(^^;

 これまでに、マヨネーズ味のポテトサラダ、カレー味のお好み焼き、かぼちゃの煮物、高野豆腐、大根菜を醤油で炒めたもの・・・と、日本の料理を紹介してみたのですが、どれも満足な評価はいただけません(^^; 腕のいい人が作ったものであれば、もっと美味しく召し上がってもらえるのかもしれませんが、村のみなさん、他の味を受け入れる気持ちもあまりないようです。

「日本人って野菜を湯がいて食べるんだって。油や塩はあんまり使わないんだって。だから健康で長生きできるんだね。でも美味しくないよね。」という会話、何度聞いたことでしょう(^^; 日本の食材は大事に使いたいものの、なんとかしてネパールのみなさんに「美味しい」と言わせたい!と考える今日このごろです。

 ちなみに私の大好きな「オタフクソース」には原材料の一部として豚肉が使用されているため味わっていただくことができません。残念(><) 大家さんいわく「豚肉を食べてしまったら、舌を切らなくてはいけない」とのこと。それぞれの宗教・習慣ですから仕方ありません。
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by yuka151a | 2012-05-23 21:01 | 文化・生活・食べ物

コンピュータ

 日本では金環日食が観測されたそうです。日食といえば、前任校でインターネット回線を利用した皆既日食観測会をさせてもらったことを思い出します。いくつかの大学の先生方と学生のみなさんの研究の一環で、日食観測以外にも、テレビ会議システムを使って他校との交流会など、素人では決してできないことを、たくさん体験させていただきました。

 ガジュリの学校にもコンピュータルームはあるのですが、大丈夫?と声をかけたくなるようなデスクトップ型のパソコンが数台並んでいるだけで、インターネットにはもちろん接続されていません。
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 1~3年生の子が待ち望んでいたコンピュータの授業は、1台のモニターを数十人で見るといったものでした。その上、この日はたびたび停電になり、1時間の授業の中でコンピュータを使うことができたのは、5分間もなかったと思います。
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 子どもたちがみんな天井を見上げているのは、電気が来ると天井のファン(扇風機)が回るから。停電の多いネパールでは、電気はとても有難いものなので、電気が来ると「バッティ(電気)アヨ~(来た~)」と喜びの声があがります。
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 カトマンズでは十数時間停電が続くこともあるそうですが、電気が来るのを気長に待つしかありません。停電するとすぐに電力会社に苦情電話が殺到する日本・・・ 命に関わるのであれば落ち着いてはいられませんが、そうでなければ「なるようになるさ」という心のゆとりも、ある程度必要なのかもしれません。
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by yuka151a | 2012-05-22 20:55 | 学校・子ども

ネパール旅行

 日本の友人がネパール旅行に来てくれることになり、航空券を手配したとの連絡をもらいました。私がネパールに来る前から「ネパールに行くよ」と言ってくれていたのですが、現実味を帯びてくると一層ワクワクします(^^) 

 カトマンズのような冬の寒さが厳しい地域は1月に1ヶ月の休みがあったのですが、暑さの厳しいダディン郡は7月から8月半ばまでが長期休暇になります。地域によって長期休暇の時期が違うのは、日本と同じシステムのようです。

 友人がネパールに来るときは私も学校が休みなので、一緒に観光する予定にしています。雨季ですが、天候が大崩れしないことを祈るのみです!
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by yuka151a | 2012-05-21 20:34 | Nepal