青年海外協力隊の小学校教諭として、Nepalで活動しています。Nepalの生活、学校の様子などを記していきたいと思います。


by yuka
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朝学習

 2日前から、朝6時前起床になりました。というのも、11月に訪問した学校のサール(男の先生)が、日本語を教えて欲しいと連絡してきたのです。学校に行った時も、そんな話をしていたのですが、「日本語を習いたい」と言う台詞は、出会った人の半数ぐらいは言っていますし、そのサールも私の住んでいるガジュリバザール(ガジュリの店が並んだところ)からバスで15分は離れた所にお住まいな上に、勤務されている学校は、私の足では2時間半かかる山の上なので、軽い冗談だと聞き流していたのですが、どうやら本気だったようです(^^;

 私も後2ヵ月しかいないのですが、熱心に言われるので、サールの友だちの店先を借りて、6時半から1時間、教えることになりました。日本でも日本語指導のボランティアグループに所属していますので、日本語を教えたことがないわけではないのですが、全くの初心者に教えた経験は皆無に等しく(^^;

 ネットで教案を検索したり、ボランティアグループの諸先輩方の授業を思い出しながら準備をしたのですが、このサール、専門が英語の先生なので、語学に関するセンスが素晴らしい!まずは、この構文からだな・・・と私が思っている通りのことを、ご自分から尋ねてこられます。「My name is ~は、何と言いますか? Where are you from?は?」といった感じです。

 昨日、この辺り一帯の公立学校が急にビダ(休日)になったため、サールは昨日4時間、ひらがなの練習をされたのだそうです。私が書いた50音のひらがな表を元に、ネパール語の音に合わせた表と、アルファベットに合わせた表をご自分で作り、3日目にして既に、時々間違えるものの、ひらがなが書けるようになっておられました!この熱心さ、素晴らしいです。

 「日本語が話せるようになって、日本でレストランを開きたい。」と、ネパール人にありがちなことを言われますが、「英語の先生をする」とは言われないところに、ちょっと感心です。だからといって、そう簡単にレストランも開けはしないのですけどね(^^;
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by yuka151a | 2013-01-23 20:28 | Nepal

新年会

 新年会に参加してきました。ネパールでも新年会があるんだ・・って、日本人の集まる新年会です(^^;

 在ネパール日本国大使が公邸で行う新年会に、ネパールに住む日本人やJICAボランティアを招待してくださったのです。ネパールに来て、大使館に表敬訪問はしたものの、公邸に伺うのは初めてな上、1年半ぶりの日本のスーツを着て、ちょっと緊張もしました。

 朝夜の冷え込みや、部屋の中のしんしんとした寒さは身にしみるのですが、日中の屋外は陽が当たってポカポカします。新年会は公邸の庭で行われ、美味しい料理と落ち着いた雰囲気に気持ちが癒された一日でした(^^) お雑煮、昆布巻き、紅白酢の物、数の子・・・ ネパールでお節料理が食べられることにもビックリしました。写真禁止のボードがあったので、残念ながら画像は撮っていません(^^;

 ちなみにネパールの新年は4月。学校が始まるのも4月ですから、わかりやすい暦とも言えます。
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by yuka151a | 2013-01-13 20:41 | Nepal
 4度目の訪問となったカトマンズ市内の学校でのタリム(研修会)。平成21年度4次隊の隊員さんが活動されていた学校です。4次隊の隊員さんが帰国された後、平成22年度3次隊の隊員さんが月に一度のタリムに講師として行かれていたのですが、その隊員さんも帰国される時期が来てしまったので、私が後に続いているのです。

 この学校にはナーサリー、LKG、UKGという日本でいう幼稚園年代のクラスが設置されています。ネパールの学校はナーサリーのうちから読み書き計算の学習が始まります。とても字が書けそうには見えない程小さな子が、1日中席について、ひたすら字を書いている学校もあります。LKG、UKGの算数ではかけ算九九の暗記までするのですが、意味もわからず、ただただお経のように唱えている子もいる状態です。

 小さいうちは楽しみながら活動する中で、いろいろなことを身につけていく必要があることや、手先が未発達な段階では字を書くのが難しいことなどを2年間指導された隊員さんの思いがしっかり伝わっていて、隊員さんが帰国された後も保護者会や研修会を継続されています。

 私は幼児対象の算数学習について研修会を行っています。今日の内容は、カードゲーム、ブロック操作、文章題についてです。
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 A4サイズの用紙を8分割した大きさで作ったカードに、裏は動物の絵、裏に数またはドットを描きます。数は1~10までです。これを使って「神経衰弱」「ババ抜き」「かるた」「をするのです。遊びながら数の大小の感覚を身につけたり、数字の言い方を覚えたりすることもできますし、神経衰弱では他の人の順番の時もよく見ておくこと、注意深く見て記憶していくことが大切なことも経験させられます。また、順番を守ること、ルールを守ること、喧嘩をしないことなど、社会性を育てる上で必要な事柄も指導して欲しいことを話しました。このカードゲーム、想像する意以上に先生自身が熱中するんです(^^;キャッキャキャッキャと大騒ぎするほどですから、教室でもぜひ子ども達にさせて欲しいなと思っています。
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 日本では算数セットに必ずあるブロックですが、ネパールではもちろん手に入り間せん。そこでコピー用紙で作った10個の枠シートと、瓶ジュースの蓋を使ってブロック操作をすることを指導しました。児童は自分の手で操作することで数についての理解を深めることができること、身の回りの安価なもので十分代用できることを話しました。
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 安価なものと言っても、クラス全員分の数を作るのは大変です。だから、1人でクラスの人数分を作るのではなく、数名の教師が共同で作り、定位置に置けば共同で使えることも説明しました。
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 文章題の導入として、猿が登場する絵本を読んでもらいました。10匹いた猿が1匹ずつ少なくなっていくという内容の絵本なのですが、文章も繰り返しの内容で、小さい子どもがすぐに覚えられる分です。絵本の読み聞かせをしながら、数についても子ども達に尋ねることができるので、このような話を身近な題材で創作して子どもに聞かせると楽しいことや、算数の問題を扱う際には数だけでなく、話を提示することの重要性を話しました。
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by yuka151a | 2013-01-04 20:14 | 算数

Nepalより新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます

 ネパールで迎える2度目のお正月。早いもので1年半が過ぎ、帰国まで3ヶ月を切りました。

 青年海外協力隊は、約2ヵ月の派遣前訓練と2年間の海外派遣というのが基本なのですが、私は「現職教員特別参加」という制度を利用しての派遣のため、派遣前訓練と海外派遣が合わせて2年間となっています。つまり、2011年4月から訓練に入り、2013年3月末に帰国、2013年4月から日本の小学校に現場復帰となります。

 活動も終盤に近づいてくると、ここで何ができたのだろうかという焦燥感と、これをやってから帰りたいという欲が出てきます。でも、時は一刻、一刻と過ぎていきます。月並な言葉ですが、3ヶ月しかないと考えるか、3ヶ月もあると考えるか… ゆったりとした心構えで、残りの日々を過ごそうと、ネパールの山から昇ってくる初日の出を見ながら思う、2013年のスタートでした。

 今年もどうぞ、よろしくお願いします。
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by yuka151a | 2013-01-01 20:12