日本人補習校 ~書道教室~
2012年 06月 16日
今日は、日本の文化に触れるためと、年に一度企画されている書道教室のお手伝いに行ってきました。日本では毛筆指導の指導時間数が厳格に定められていますが、この補習校は週1度しかありませんので、回数が少ないのは仕方ありません。
私は4年生を担当することになりました。元気いっぱいの男の子ばかり7人!なんと課題も「元気」です(^^) 年に一度のことですから、楽しく書かせたいなという思いと、毛筆としての技能も身につけさせたいなという思いながら補習校に来たのですが、この4年生、言われるまでもなく、楽しんでいる様子です(^^)
そして、日本でもそうですが、話をよく聞く子はみるみる上達します。「こうやったらうまくいくよ」「次はここに気をつけるといいね」「お手本はどうなってる?」という言葉がけにも、素直に反応する子ども達でした。カタカナで、それも長~い名前の子もいましたが、なんとか全員作品を仕上げることができました。
久しぶりの書写指導はもちろんですが、日本語で授業ができるのは、こんなに嬉しいのだと実感しました。相手に合わせて言いたいことを言い換えたり、微妙なニュアンスが言葉で伝えられたりする・・・ 私がよく使ってしまう擬音語・擬態語にしても、よくできた言葉だなぁとつくづく思いました。
この補習校、7・8月もずっと開かれているそうなので、また訪れたいと思います。