Teej(ティーズ)
2012年 09月 20日
16日からの3日間、同期隊員が活動するパルバット郡クスマで、女性のお祭Teejに関連した女性のためのイベントがあるということで参加してきました。クスマは、私の住んでいるダディン郡・ガジュリからバスを乗り継いで6時間弱かかるところです。
女性のためのイベントといっても、老若男女を問わず、誰でも参加できるイベントです。ネパールのみなさんは、歌や踊りが本当に大好きで、ステージでは踊りや歌が続き、巷では有名らしい歌手のコンサートでは、黄色い声援が飛んでいました。ネパール人の黄色い声は、日本人のそれより1オクターブ位高いと思われます(^^;
会場にはブースを開くために、いくつものテントが張られていました。病院が出しているブースでは無料で診察を受けられるようでした。
私達も、ただこのイベントを観に行ったわけではありません。クスマ在住の同期は今、住民主体の観光活性化に取り組んでいて、多くの観光客を呼び込むためにも、ゴミ問題をなんとか解決したいと、地域の人とゴミ拾い活動をしたり、通りがかりの町の人に「ゴミを捨てないで」と呼びかけたりする活動を地道にこつこつ続けています。そこで、今回のイベントでは、家庭で簡単にできるゴミ削減アイディアを紹介したり、子ども達にゴミ啓発ポスターを作ってもらったりするブースを出して、たくさんの人にゴミについての啓発活動をしたというわけです。
9人の隊員が集結しての活動でしたので、ブースの中でも何種類かの活動を提供しました。
これは「ゴミはゴミ箱へ」の啓発ポスター作り。
出来上がった作品をテントに展示すると、なんとも嬉しそうな子ども達(^^) ポスターには「町を綺麗にしよう」という意味の言葉が書いてあるので、書いた子には必ず曽野言葉を読ませたり、ちょっと近くのゴミを拾わせたり。ちなみに、このポスターは、イベント終了後、クスマを走るバスやバザールに掲示してもらう予定です。
子ども対象の活動として、古新聞をつくった折紙・切り紙遊びもしました。
ネパールでは図工をする時間はあまりないので、どの子もとても楽しそう。この活動を立案したのは幼児教育隊員なのですが、わざと切りくずがでるような作品を作らせて、ゴミ箱へ入れることを意識させることまで考えてあって感心するばかりでした。
女性をターゲットに考えていた、余り布を使っての座布団作りも、いつの間にか子ども達でいっぱいです。座布団作りは少し難しいので、ミサンガ作りに変更!臨機応変に対応できるところが、さすが協力隊員メンバーです(^^)
雨 のため、出展しているブースが激減し、暇を持て余した子ども達は、私達のブースの前から動こうとはしません(^^; だったら・・・と、ステージで発表する予定の「幸せなら手をたたこう~ネパール語バージョン~」や「ソーラン節」を教えてみたところ、なかなかよい食いつきっぷり!!
そう、私達はブースでの出展だけでなく、日本文化紹介ということでステージでのプログラムにも出演し、歌の紹介とソーラン節を披露したのです(^^)
あいにくの雨空にも関わらず、こんなにもたくさんの観客の前で踊るのは、ちょっとドキドキもしましたが、仕込んでおいた子ども達も、客席前方で一緒に踊ってくれるし、観客のみなさんも手拍子・声援で後押しをしてくださって、ちょっと気持ちよくもありました。
そうそう、日本から持参していた浴衣もやっとお披露目。下駄でないのは、ご容赦ください(^^;
こちらは農業隊員による「コンポスト作り」の実演コーナー。ネパールでは農業に就いている人はもちろん、自宅に畑を持っていて、野菜や米を育てている人がたくさんいます。生ゴミを有効利用するためにも、このコンポスト作りを紹介しているのですが、たくさんの人が興味深く耳を傾けておられました。
栄養士隊員は「綺麗になるには!」の紹介コーナー。年齢を重ねると、とってもふくよかになるネパール人女性(^^; 日本でもそうであるように、ある程度の年齢になると「仕方がないよ。ネパールは塩と油をたくさん食べるから。」と諦めムードが先にくるのですが、最近の若者は、やっぱりポッコリお腹や日焼けを気にしているようです。その女心を見事についたこのコーナー(^^) ネパールでのダイエットを有言実行した隊員の話は、説得力があると思われます。
協力隊員はいろいろな職種があり、それぞれの持ち味がまるで異なりますから、一緒に活動することで、学べる点もたくさんあります。他の隊員が、ネパールの人とどのように関わっているかを目の当たりにするのも、刺激になり、自分を省みる機会になったと実感しています。
そして、ブースの中に掲示した、日本の道路とネパールの道路を比べた写真を、まじまじと見つめている人を見ながら、ほんの少しでもいい「ゴミがない方がいいな」と感じる気持ちが芽生えてくれたらと、改めて感じた3日間でした。
女性のためのイベントといっても、老若男女を問わず、誰でも参加できるイベントです。ネパールのみなさんは、歌や踊りが本当に大好きで、ステージでは踊りや歌が続き、巷では有名らしい歌手のコンサートでは、黄色い声援が飛んでいました。ネパール人の黄色い声は、日本人のそれより1オクターブ位高いと思われます(^^;
会場にはブースを開くために、いくつものテントが張られていました。病院が出しているブースでは無料で診察を受けられるようでした。
私達も、ただこのイベントを観に行ったわけではありません。クスマ在住の同期は今、住民主体の観光活性化に取り組んでいて、多くの観光客を呼び込むためにも、ゴミ問題をなんとか解決したいと、地域の人とゴミ拾い活動をしたり、通りがかりの町の人に「ゴミを捨てないで」と呼びかけたりする活動を地道にこつこつ続けています。そこで、今回のイベントでは、家庭で簡単にできるゴミ削減アイディアを紹介したり、子ども達にゴミ啓発ポスターを作ってもらったりするブースを出して、たくさんの人にゴミについての啓発活動をしたというわけです。
9人の隊員が集結しての活動でしたので、ブースの中でも何種類かの活動を提供しました。
これは「ゴミはゴミ箱へ」の啓発ポスター作り。
出来上がった作品をテントに展示すると、なんとも嬉しそうな子ども達(^^) ポスターには「町を綺麗にしよう」という意味の言葉が書いてあるので、書いた子には必ず曽野言葉を読ませたり、ちょっと近くのゴミを拾わせたり。ちなみに、このポスターは、イベント終了後、クスマを走るバスやバザールに掲示してもらう予定です。
子ども対象の活動として、古新聞をつくった折紙・切り紙遊びもしました。
ネパールでは図工をする時間はあまりないので、どの子もとても楽しそう。この活動を立案したのは幼児教育隊員なのですが、わざと切りくずがでるような作品を作らせて、ゴミ箱へ入れることを意識させることまで考えてあって感心するばかりでした。
女性をターゲットに考えていた、余り布を使っての座布団作りも、いつの間にか子ども達でいっぱいです。座布団作りは少し難しいので、ミサンガ作りに変更!臨機応変に対応できるところが、さすが協力隊員メンバーです(^^)
雨 のため、出展しているブースが激減し、暇を持て余した子ども達は、私達のブースの前から動こうとはしません(^^; だったら・・・と、ステージで発表する予定の「幸せなら手をたたこう~ネパール語バージョン~」や「ソーラン節」を教えてみたところ、なかなかよい食いつきっぷり!!
そう、私達はブースでの出展だけでなく、日本文化紹介ということでステージでのプログラムにも出演し、歌の紹介とソーラン節を披露したのです(^^)
あいにくの雨空にも関わらず、こんなにもたくさんの観客の前で踊るのは、ちょっとドキドキもしましたが、仕込んでおいた子ども達も、客席前方で一緒に踊ってくれるし、観客のみなさんも手拍子・声援で後押しをしてくださって、ちょっと気持ちよくもありました。
そうそう、日本から持参していた浴衣もやっとお披露目。下駄でないのは、ご容赦ください(^^;
こちらは農業隊員による「コンポスト作り」の実演コーナー。ネパールでは農業に就いている人はもちろん、自宅に畑を持っていて、野菜や米を育てている人がたくさんいます。生ゴミを有効利用するためにも、このコンポスト作りを紹介しているのですが、たくさんの人が興味深く耳を傾けておられました。
栄養士隊員は「綺麗になるには!」の紹介コーナー。年齢を重ねると、とってもふくよかになるネパール人女性(^^; 日本でもそうであるように、ある程度の年齢になると「仕方がないよ。ネパールは塩と油をたくさん食べるから。」と諦めムードが先にくるのですが、最近の若者は、やっぱりポッコリお腹や日焼けを気にしているようです。その女心を見事についたこのコーナー(^^) ネパールでのダイエットを有言実行した隊員の話は、説得力があると思われます。
協力隊員はいろいろな職種があり、それぞれの持ち味がまるで異なりますから、一緒に活動することで、学べる点もたくさんあります。他の隊員が、ネパールの人とどのように関わっているかを目の当たりにするのも、刺激になり、自分を省みる機会になったと実感しています。
そして、ブースの中に掲示した、日本の道路とネパールの道路を比べた写真を、まじまじと見つめている人を見ながら、ほんの少しでもいい「ゴミがない方がいいな」と感じる気持ちが芽生えてくれたらと、改めて感じた3日間でした。
by yuka151a
| 2012-09-20 23:01
| Nepal